2020年に東京で開催される、東京オリンピツク・パラリンピツクの選手村に野菜を出荷したいと云う、東京西東京市で江戸東京野菜などを栽培している矢ケ崎宏行さんが、東京都内第1号のグローバルGAP(国際基準)を取得している。
東京都では、「農業者のためのGAPシンポジウム」を開催するなど推進を進めてきたが、当時、矢ケ崎さんはグローバルGAPの審査を受け、認証を待つ中で、GAPの取得に取り組むよう生産者に呼び掛けている。
当ブログでは、矢ケ崎さんが江戸東京野菜を栽培してきた取り組みは何度も紹介してきたが、2012年に江戸東京野菜コンシェルジュ2期のメンバーだ。
当ブログでは、2月に矢ケ崎さんのお宅に伺ったときに、グローバルGAPが求めている現場を見せてもらっている。
矢ケ崎さんは、江戸東京野菜の「伝統小松菜」、「しんとり菜」、「金町コカブ」を栽培している。
東京オリパラは、夏に開催されるからことから、夏の作物しか使われないように、考えている方が多いが、
ラグビーワールドカップ2019組織委員会顧問、TOKYO 2020−東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問の三國清三シェフに伺うと、
2020年の夏場の産物だけを使うことになると、消費者物価が高騰することから、1年前から四季折々の産物を最新鋭の鮮度保持機によって保管されると聞いている。
GAPとは何なのか、江戸東京野菜コンシェルジュを対象にした
矢ケ崎農園を視察して、宏行さんの思いを聞こうと思っている。
日本農業新聞に紹介された。