今年の3月に、「たもんじ交流農園」の初年度の農園6区画がオープンしたことは、当ブログ紹介した。
その後、農園はどうなっているのか気になっていたが、事業運営をしているNPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会(高木新太郎理事長)の牛久光次事務局長から、利用者に江戸東京野菜の話をして欲しいとの連絡をいただいたのは6月初めで、
利用者の皆さんは、すっかり夢中で毎日畑に来ていますとお聞きしていた。
当日は、まず、寺島ナスの普及活動の拠点となっている東武線東向島駅前のフラワーポットの状況を見たくて、駅前で青果商を営む阿部敏さん(大喜青果)に電話を入れると、今、浅草葱善の田中庸浩社長も、千住ネギの土寄せするので来ています、と云う。
駅前のフラワーポットには、寺島ナスが植わっていて、大きいものは収穫しているようで、小振りのナスをたくさんつけていた。
成田重行リーダーが進めている、内藤トウガラシも展示していた。
鐘ヶ淵にある「たもんじ交流農園」は、隣の駅だが、阿部さんの車に乗せていただいた。
未明に台風12号が通過したが、被害は出ていなかった。
「たもんじ交流農園」は、多聞寺の駐車場だったところをお借りしているもので、3年計画の初年度に一部がオープンし、農園として利用されている。
入口(下の写真)はまだ、砂利を敷いた状態だが、奥は手入れの行き届いた農園に各種野菜が実のつていた。
多聞寺の入り口に、講演会のチラシが貼ってあった。
寺島ナスを普及しているだけに、農園には寺島ナスがたくさん栽培されていた。
各農園主は、食べきれない状況で、皆さんに配ったり、阿部さんのもとへ、売ってくれと持ち込んでくる方もあると云う。
田中社長も、頼まれて千住ネギの苗を提供していて、土寄せをする農具も持ってきていた。
菜園には、皆さん思い思いでいろいろな野菜が栽培されていて、楽しまれているのがよくわかる。
畑には、半白キュウリや日本カボチャ、島オクラ、ミニトマト、枝豆などが実を付けていた。