新宿区立柏木小学校での、鳴子ウリの栽培については、当ブログで紹介してきたが、
猛暑が続く中で、台風が来たりで厳しい栽培環境だが、7月31日撮影の写真を見ると、例年に無い素晴らしい生育状況だ。
梶谷正義先生の適切な指導と岡田淳子教諭の日々の対応について、紹介する。
梶谷先生の指導
台風が近づいています。
一番の心配は強風でツルがゆらされ落果してしまうことです。
もし、時間があれば、網に昇らせている鳴子ウリは伸びているツル全体を長いひもで 覆ってください。
ヒモを左右にのばしてツルをカバーします。鳴子ウリを強く縛り付けない方が良いですね。
縦30〜40pの間隔でヒモを軽くかけて置くだけで、鳴子ウリを守ることができます。
地に這わせているものはツルが風であおられないように支柱を何本かさしておくとツルの動きを抑えられます。
被害がでないことを願っています。
雑草もなく、鳴子ウリがこれほどまでに繁茂している様子は、素晴らしい栽培管理だ。
岡田教諭の返信
台風の心配をしてくださり、ありがとうございました。
幸い、東京は心配していたほどの暴風雨にはならず、かえって、水やりのできない土日の恵みの雨となりました。
夏休みに入って1週間がたち、生育の早さに驚いています。
地を這わせたつるは地面が見えないほどに茂り、網を昇らせたつるも順調に伸びています。
実もいくつかかなり大きく育ってきましたので、梶谷様のアドバイスどおりにネットの袋をかぶせて支柱に縛りつけ、落実しないようにしました。
地を這わせたつるにできた実は、網で覆って保護しました。このような実が、10個以上も育っています。
さらに実が育ちそうな雌花も次々についており、今までにない高い目標(!!)も、クリアできそうです。
梶谷先生の指導を真摯に受け止め栽培する先生方の、鳴子ウリに対する愛情が伝わってきます。
メロンのような良い匂いが漂ってきそような鳴子ウリだ。
同校4年生は、8月31日に食べる授業を行う予定だ。