昨年7月4日、足立区立栗原北小学校の4年生は、「命をつなぐ 千住ネギ栽培授業」として種蒔きが行われたことは、当ブログで紹介した。
その後、根深ネギにするための土寄せを行っているが、1月22日に降り積もった雪が残る菜園で、25日、タネを採るための数本を残して、収穫することができた。
根をしっかりと張って、太くなったネギ、葉も柔らかそうに育っていた。
千住ネギのタネを5年生の先輩から受け継いだ時の約束として、栽培に努力してきた4年生は、ポットから菜園に移植した時から比べると太く育った千住ネギに、喜びを表していた。
調理実習は、5年生からも聞いていて、4年生たちは楽しみにしていた授業だ。
冬の鍋料理には欠かせない、千住ネギだが、
食育の授業では、根深の白い葉鞘の部分と、葉の部分を食べ比べて、特に葉鞘の部分の甘さなどが理解できれば、授業としては成功だ。
江戸東京野菜の栽培は、命を伝えるだけが目的ではなく、美味しい野菜であることを知るには、必ず食べる必要があるだけに、調理実習も重要な授業だ。