2018年08月13日

練馬大根のバイラス病対策で実施された、根ミツバ栽培の試作が、渡戸章さんのハウスで始まった。


連日の暑さの中、渡戸さんがテレビのインタビューを受けていた。

野菜の成熟期に雨が降らないから、キュウリが曲がってしまうとか、トマトが玉伸びしないまま割れてしまったものなどが映像として紹介され、こんなことは今までなかったと、渡戸さんが語っていた。

7月21日に特別講演「ベテラン農家は語る」として、練馬の渡戸章さん84歳のお話しを伺ったことは当ブログで紹介した。




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台風13号の雨で、畑土は黒々としていて、
枝豆の収穫をしていた。

中でも、練馬大根が昭和8年にバイラス病と云う土の伝染病が発生したことから
、その対策として、色々とやってみたが、その一つとして根ミツバを栽培し、促成栽培の白ミツバを築地に出したが良い値で売れたと云う。

上の画像をタップする

ミツバの話は、前から聞いていたので、実際に栽培してもらおうと、中央会の水口均さんにお願して、町田の小山田ミツバの苗を取り寄せてもらって、会場に来た皆さんにもお土産として配ったが、渡戸さんには郵送させていただいた。

その後どのようになったか、気になっていたので、渡戸さんの畑に寄ると、ハウスに植わっていた。
新芽が出始めていて、これから根株を太らせていくと云う。

これから月に一度ぐらいずつ、経過を記録するために伺うことにする。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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