2018年08月15日

愛媛の松山で「京風一品料理きよみず」とのコラボセミナー、「七夕を愛でる、江戸東京野菜を味わう」を、コンシェルジュの若林牧子さんが企画した。


8月7日に愛媛県松山市で行われた「京風一品料理きよみず」とのコラボセミナー、「七夕を愛でる、江戸東京野菜を味わう」を好評の中で終了したと、江戸東京野菜コンシェルジュの若林牧子さんから、喜びの報告をいただいた。

若林さんは、4年前まで愛媛の松山市に住んでいたことから、飲食店とのコラボで野菜にまつわる講座を続けていて、東京に越した後もしばらくはコラボ講座も実施してきたそうだ。
ここ2年近く実施していなかったが、これまで参加されていた方々から、再開希望の声が上がっていたと云う。

若林さんは、その後、江戸東京野菜コンシェルジュとなったことから、愛媛の皆さんに江戸東京野菜を紹介しようと、今回再びコラボ講座の案内状を皆さんに送付したと云う。





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会場の「京風一品料理きよみず」は今春にミシュラン1つ星を獲得したばかりの愛媛を代表する日本料理店で、

若林さんの話しでは「二代目の森脇巧料理長(写真)には、大きさと形を活かしてほしいとリクエストしましたら、御献立にいろいろ取り入れていただき、参加者の皆さんに歓声があがるほどでした。」とあった。

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若林さんの思いは、5月に聞いていた。
8月に生産される代表的な江戸東京野菜として、立川の清水丈雄さんの寺島ナスと国分寺の小坂良夫さんの谷中ショウガを紹介した。

当初、7月の「七夕のしつらい」をテーマに、食材を取り上げたいと考えての企画だった。
谷中ショウガが8月上旬になると云うことで、臨機応変、旧暦の七夕で8月7日に行うことになったと云う。

「江戸東京野菜のこと、固定種のこと、今夏の異常気象による影響を受けてしまう現実も含め、みなさんにご理解いただきながらお料理を味わっていただきました。
そして、生産者の方のご苦労や想い、伝統を継ぐこと、大地の恵みに感謝することを旧暦七夕にちなんでお伝えすることもできました。

小坂さんのところには、松山へ出向く前日に谷中ショウガを取りにうかがいまして、思いがけずも収獲させていただき、圃場を案内くださっていろいろ写真に収めることができましたので、当日のパワーポイントで様子を紹介することができました。

清水さんの圃場の様子は、大竹会長のブログから数枚拝借したこともあり、大竹会長のことも少しご紹介させていただきました。」

ありがとうございます。





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森脇料理長からお料理の説明

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御献立
食前:谷中生姜シロップ炭酸割り
先付:寺島茄子焼茄子、火取穴子ゼリーがけ
造り: 鯛、鱧落とし
御碗:万願寺青唐辛子すり流し、寺島茄子翡翠
油物:谷中生姜太刀魚巻、無花果天婦羅
凌ぎ: 五色素麺(長芋、モロヘイヤ、葱、生姜)
焚合: 冬瓜、イサキ、斗六、木の芽あん
汁 : ずいき、三ツ葉
香の物:寺島茄子辛子漬け
御飯:谷中生姜御飯
デザート: シャーベット





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会場は七夕のしつらえで、

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食前に谷中ショウガマドラーを添えて葉ショウガ炭酸割りを、






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先付:寺島茄子焼茄子、火取穴子ゼリーがけ

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森脇料理長は、「寺島茄子はアクが強いため、いい色を出すのに苦労したが、その代わり味がしっかりしているので、通常ならナスは下味をつけることが多いのだが、そのまま調理しても美味しく仕上がる
食材だった。」
とのご意見をいただきました。

長ナスに慣れ親しんでいる愛媛のみなさまですが、寺島ナスの香り、濃さ、そして何より可愛らしい卵型は、椀物にぴったり収まり大好評でした。





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造り: 鯛、鱧落とし

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お造りには、つまものとして花穂が添えられていた。
シソの花穂は江戸東京野菜。







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食前:谷中生姜シロップ炭酸割り
御碗:万願寺青唐辛子すり流し、寺島茄子翡翠

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谷中生姜のシロップは、小坂良夫さんが商品化したもので、炭酸で割った

京野菜の万願寺唐辛子は甘唐といわれている、すり流しで、皮を剥いた寺島ナスが翡翠に・・・






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油物:谷中生姜太刀魚巻、無花果天婦羅

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谷中ショウガは、愛媛ではほぼ流通していません。参加者のお一人が、上京した折たまたま珍しいショウガを見かけたので写真を撮っておいたとスマホ画面を見せてくれました。

この講座に谷中ショウガが取り上げられると思っていなかったようで、偶然の出来事にとても喜んでおられました。

谷中ショウガを葉ごと太刀魚で巻いて揚げた一品や、ドリンクに添えたマドラー風の谷中ショウガも、形を活かした楽しさに皆さま感激していただきました。






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凌ぎ: 五色素麺(長芋、モロヘイヤ、葱、生姜)






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焚合: 冬瓜、イサキ、斗六、木の芽あん

木の芽は山椒の若葉で江戸東京野菜の一つ






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香の物:寺島茄子辛子漬け
汁 : ずいき、三ツ葉
御飯:谷中生姜御飯

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谷中しょうがの小坂さんは愛媛に大学の同窓生に会いに年に一度お出掛けになるそうです。
たまたま、今週末に松山へ行かれるという偶然が重なりました。
せっかくの機会だからと「きよみず」で食事会をしたいとご連絡いただき、とても嬉しくなりました。
森脇料理長とお繋ぎしましたので、楽しいひとときを過ごされるのではと思います。


追伸
はじめての江戸東京野菜に興味をもっていただいたので、
また冬の時期に第2回目を企画するというから、
さすが若林さん、コンシェルジュとして面目躍如だ。

江戸東京野菜コンシェルジュの皆さんには
良い参考事例だ。

追録


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江戸東京野菜コンシェルジュ協会の前身「ミュゼダグリ」の代表をされていた土井利彦さん、宮本幹江さんには今でもコンシェルジュ協会のチラシ作りには協力をいただいている。

お2人ともお元気で何よりだ。

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講座終了後、小坂さんからたくさん谷中ショウガを収獲させていただいたこともあり、一部を大洲に住む宮本幹江さん土井利彦さんのところへお届けに行ってきました。
陣中見舞いも兼ねてのことです。

一階が浸水してしまった「おおなる工房」でお二人は待っていてくださいました。
東京での江戸東京野菜の活動のこと、今もチラシ作りで携わっていることなど、愛媛にいながら、江戸東京野菜の話題で盛り上がる不思議にご縁を感じました。

谷中ショウガをとても喜んで、小坂さんが懐かしいともおっしゃっていました。

ちょうど「おおなる工房」に七夕飾りをしておられたので、セミナーでしつらえた短冊を付けさせてもらいました。一日でも早く平穏な日が来ることを願ってやみません。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話
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