今年の1月に、ジャパン ハーブ ソサエティーのイベントが、ミクニマルノウチで開催されたが、主催者の希望としては三國シェフとのトークショーだった。
三國シェフの話が面白かったし、同店の椛田裕之支配人は、東京産の食材を毎日扱っているから、生産者レベルまで詳しく説明してくれたのも好評だった。
まだ、ミクニマルノウチに行ったことが無いので、案内をして欲しいと云う友人に頼まれて、暑い日だったが椛田支配人に席をとってもらった。
「三國シェフおすすめの東京素材たっぷり、リッチなメニュー」だった。
この日は、同店に来る前に、料理研究家の冬木れい先生のご紹介で
(株)時代村の佐藤達雄取締役営業本部長にお会いしていたので、友人とはそんな話を話題にした。
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小平市の完熟トマトと檜原村きのこセンターの舞茸だった。
直接手でつまんで頂いた。
冬木先生には、7月に行われた深大寺の夏そばを味わう集いでお会いした時に、志布志産の夏そばに、江戸東京野菜の寺島茄子を素揚げ浸しで食べていただいたが、「初めて食べましたが、とても美味しかった!」と云っていただいた。
小平無農薬加茂茄子のグリエ
サラダ仕立て 三鷹大葉のクーリ
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ビーツや焼いた加茂ナスなどのサラダ仕立てをどけると、太刀魚が出てきた。
冬木先生は、NHKドラマ「幕末グルメ ブシメシ」の料理監修を務めるなど江戸料理については造詣が深く、
EDO WONDERLAND日光江戸村で、「春の宴 江戸料理」として江戸東京野菜の「筍」を出したと云う。
八王子ゴーヤ・杉並緑オクラ
八王子パプリカのコンカッセ
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冬木先生は、8月に開催される「夏の宴」に寺島ナスと千住ネギを使いたいと云う。ありがたいことだ。
そこで、立川の清水丈雄さんと、浅草葱善の田中庸浩社長を紹介した。
プレソール風 八王子赤ビーズのキャラメリゼ
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そんなことで、佐藤本部長から、改めて江戸東京野菜を使っていきたいと云うお話をいただいた。
本部長は、八丁堀生まれの江戸っ子だと云う。
京橋大根河岸に流れていた京橋川はかつて八丁堀に繋がって、亀島川から隅田川にそそいでいたし、江戸時代に孟宗竹を戸越村に導入した山路治郎兵衛勝孝の回船問屋は鉄砲洲にあったから、八丁堀の隣だし、そんな話で意気投合。
江戸東京野菜の物語を幾つかお話しすると「面白い!」と喜んで頂いた。
今後、海外からのお客様も多くなる中で、江戸村としても江戸東京野菜を使った江戸料理を出していきたいとの方針を伺った。
3種類チーズのプチィガトー
スペイン産メープルシロップのアイス
東村山ブドウとスパイスのレディクション
コーヒーとプティフール
ミクニマルノウチに案内した友人は「三國シェフおすすめの東京素材たっぷり」料理を喜んでくれた。
冬木先生の「夏の宴」、8月22日から26日まで日光江戸村でお料理が出されると云うので楽しみだ。