2018年09月13日

第15回 江戸ソバリエ認定講座で、江戸東京野菜の薬味について話す。


NPO法人江戸ソバリエ協会の「第15回 江戸ソバリエ認定講座」は、神田明神で開催された。

NPO法人江戸ソバリエ協会とのご縁は、食の情報を動画配信している、フードボイスの評議員として、ご一緒した、ほしひかる理事長が江戸蕎麦料理研究会の食材として、江戸東京野菜を使っていただいたことから、江戸ソバリエ協会とのコラボ企画が始まった。

江戸ソバリエ協会とアトリエグーの料理研究家・林幸子先生とで始まった「江戸ソバリエ・レディース・セミナー」、そして、更科堀井での「四季の会」に繋がった。

更に、今年からは深大寺が主催する「深大寺そば学院」からのご縁も生まれて、江戸東京野菜について、会員の皆さんに伝えるための講師を依頼されてもいる。




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会場には、更科堀井の夏の会で入手した、募集案内を見て受講したと、
江戸東京野菜コンシェルジュで、世田谷区上馬の青果店「八百森」の森田哲也さんが受講されていた。

上の画像をタップする

講座の導入では、更科堀井の四季の会を紹介、商品として江戸東京野菜の若竹そばや、寺島そばなどの商品開発が行われたことも紹介した。




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「江戸東京野菜とは」から始まって、江戸東京野菜の定義が理解されたところで、江戸そばを食べる時に使われる、江戸東京野菜の薬味について・・・。

上の画像をタップする

江戸蕎麦の三大薬味として、練馬大根、奥多摩ワサビ、千住ネギについて、一つひとつの物語と、栄養価などについて紹介した。

また、その他薬味としては、内藤トウガラシ、谷中ショウガ、早稲田ミョウガ、つまものの分葱についても取り上げたが、

時間が押せ押せになっていて、主催者から与えられた時間は短縮され、時間通りに作り上げたパワーポイントだから、途中は端折ってしまって受講者には申し訳なかった。


追録

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暑い日だったが、神田明神の境内に江戸神社が祀られていた。

上の画像をタップする。

説明板を読むと「この神社は、江戸開府の頃幕府の食を賄う菜市が開かれその後、貞享年間(1684〜)に神田多町一帯に青物商が相集い市場の形態が整った。こうした発祥の頃から市場の守護神として崇敬されてきました。」
「元社殿は平成元年神田市場が大田区東海の地に移転するにあたり江戸神社奉賛会の人々により今上陛下御即位大礼の記念として、大神輿を御神座として再建鎮座された」とある。

当ブログでは、神田青果市場発祥の地(神田須田町1-8)を紹介しているが、ここにも野菜とのご縁が、象徴的に残されていた。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ
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