2018年09月24日

なにわの伝統野菜研究会の清原代表から毛馬胡瓜の奈良漬を送っていただいた。


毛馬胡瓜は、淀川の中州の村、摂津東成都毛馬村(現大阪市都島都島区)で栽培されていたキュウリが、1998年(平成10年)に、65年振りに「幻の胡瓜」として復活された。

このキュウリの奈良漬を送っていただいたのが、「なにわの伝統野菜研究会」の清原風早子代表で、大阪に伺った折にお世話になっている。

この「奈良漬」、なにわの伝統野菜の復活普及に尽力されて、難波の大阪木津地方卸売市場で漬物屋 (有)石橋商店を営んでいた石橋明吉先生が奈良漬にしていた。

清原さんはそれが好きで、昨年お亡くなりになられたので、「毛馬胡瓜の奈良漬は、もう食べられない!」と諦めていたという。

石橋先生のレシピで作られている漬物があるとの情報を得たことから、石橋先生の奥様に教えていただいて、貝塚市の辻漬物(株)から取り寄せ送っていただいたもの。




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そもそもこの毛馬胡瓜は1990年(平成2)に石橋先生が、
和歌山の農家が栽培していたのを発見し、タネを譲り受けた。
その後、純粋種のタネも見つかった。

奈良漬と云うと、越瓜、胡瓜、西瓜等で漬けられているが、
石橋先生は伝統の毛馬胡瓜を使った。

上の画像をタップする
浪華漬の前掛けを付ける石橋先生。
長い毛馬胡瓜は半分に切ってパック詰めされていた。

毛馬胡瓜は、檜原村の白岩瓜と同じ半白系で、
黄色くなっても美味しく食べられる。
石橋先生の毛馬胡瓜と天王寺蕪の漬物が
2001年(平成13)に、農林水産省のEマーク商品に指定される。

石橋先生にはまだ教えていただくことがたくさんあったが、
伝統野菜は時間との戦いだと云うことを、先生が逝かれた今
実感しているのは私だけではない。






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前列右端が、石橋先生、中央が清原さん、
左端が野菜文化史研究センター代表の久保功先生
なにわの伝統野菜研究会の皆さん。

上の画像をタップする
毛馬胡瓜を栽培する河南町の畑(上)と
清原さんのお宅のベランダ(下)で栽培される毛馬胡瓜。





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今年の6月に天王寺を訪ねた時に、
「なにわ伝統野菜 四天王寺 西むら 浪花漬」で
毛馬胡瓜のぬか漬けを土産に購入した。

上の画像をタツプする


追録

全区農協.JPG
上の画像をタップする

清原さんは、毛馬胡瓜について書いている。

清原さんが取り組む「なにわの伝統野菜」は18品目
毛馬胡瓜、玉造黒門越瓜、勝間南瓜、金時人参、大阪しろな
天王寺蕪、田辺大根、芽紫蘇、服部越瓜、鳥飼茄子

三島独活、吹田慈姑、泉州黄玉葱、高山真菜、高山牛蒡
守口大根、碓井豌豆、難波葱

清原さんありがとうございました。

posted by 大竹道茂 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話
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