新宿内藤とうがらしフェア実行委員会(成田重行会長)では、2015年から「新宿とうがらしサミット」を開催してきているが
今年の「新宿とうがらしサミット2018」は、23日10時から学習院女子大学やわらぎホールに、内藤とうがらしの栽培などに取り組む、小学校、高等学校、大学、大学院、保護者や、研究者、マスコミ等、一般公開で開催された。
「とうがらし宣言」を行った。
私たちは、内藤とうがらしを通じて、
新宿の新しい歴史と文化を
大切にしていきます。
新宿区立の西戸山小学校4年生と5年生、西新宿小学校、
花園小学校、大久保小学校、四谷小学校、学習院幼稚舎、
初等科、中等科、高等科、都立園芸高校、都立新宿高校、
都立戸山高校、早稲田大学農楽塾、学習院女子大学、
大学院の13校が発表された。
学習院の内藤政武院長は内藤家の本家筋宮崎延岡のご出身で、
信州高遠藩の内藤家で栽培されていた内藤トウガラシと
縁が出来たことを喜んでおられたと云う。
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地元新宿の吉住健一区長(左上)も会場に見えた、
内藤家のお屋敷があった国民公園協会新宿御苑からは、
宍戸博支部長、レストランゆりの木の伊藤秀雄総料理長、
同財団の本荘暁子さん、ゆりの木の浜野さんが見えていた。
成田代表の取り組みが、東京新聞に掲載されていた。
4年生は、内藤とうがらしの成長日記を発表した。
全員がパートパートを分担して発表
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5年生は、4年生の時の経験を踏まえで、
「内藤とうがらし発信プロジェクト」として広報活動を行っていて、
プレゼンテーションを発表した。
1年で終わらないことを5年生が発表したことは素晴らしい。
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内藤カボチャの歴史、育て方、人工授粉、内藤かぼちゃの特徴゜など
を模造紙に書いたものを掲示し、各人がパートごとに発表した。
尚、内藤カボチャについては、同校に伺って授業をしている。
清水仁校長と担任の豊田龍太教諭が引率で来ていて、
生徒達からも挨拶をされた。
パワーポイントとお芝居形式で紹介した。
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全員が、幾つかの小グループに分けて、小劇を披露してた。
「内藤とうがらしとは?」「内藤とうがらしを使ったレシピ作り」
最後に、内藤トウガラシの位置づけとして、
「内藤とうがらし以外の江戸東京野菜」を紹介し、
野菜は全部で48品目のという紹介もあった。
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収穫した内藤ととうがらしでお茶を作ったと云う。
同校の保護者は、中国、韓国をはじめとする外国籍の方が多く、
テーマは「世界に広めよう! 内藤とうがらし」で説得力がある。
同校は、2010年から取り組んでいて、初めの頃は伺っていた。

担任の先生が代表して同校の取り組みを紹介した。
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同校としても「内藤とうからしプロジェクト」を盛り上げたいと・・。
学習院初等科、学習院中等科、学習院高等科の取り組みを紹介した。
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4年生では、内藤とうがらしと内藤かぼちゃの栽培を学んでいる。
高等科では、内藤かぼちゃのスイーツなどに取り組んでいる。
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校内で栽培されている内藤とうがらし。
都立園芸高校では、新宿御苑院フォーメーションセンター前広場で
「内藤とうがらしプロジェクト」のお手伝いをしたことは
当ブログでも紹介しているが、代表が報告した。
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有志メンバーが集まり、栽培、普及、基礎研究、商品開発の
各チームを発足させたと云う。
イタリア、フランスに進出?
同校では、内藤とうがらしのプラ鉢栽培を実施しているが、
内藤とうがらしのテロワール、最適な栽培条件を探った。
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早稲田大学農楽塾が内藤とうがらしガーデンを戸山公園内に設置。
戸山高校が近いこともあり、栽培管理を同校が担っている。
帰りがけに、発表をした福井君が来て、
荒川区立尾久宮前小学校の4年生の時に私の話を聞いたと云う。
三河島菜の栽培から、内藤とうがらしへと、
江戸東京野菜とのご縁を強く感じる。福井君がんばれ!!
学習院女子大学大学院の関原成妙さん。
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鷹の爪、甘長とうがらし、辛とうがらし、内藤とうがらしを分析比較
このような研究者の分析も、説得力がある。
追録
江戸東京野菜講談を1年で12話を作るとしていて、勉強に来ていた。
一乃さんには高円寺で成田先生を紹介している。
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「新宿とうがらしサミット2018」のお土産としていただいた。
成田先生ありがとうございました。
追伸
10月13日(土)内藤とうがらしぶらぶら散歩西新宿コースの案内。
11月6日(火)料理教室のご案内 内藤とうがらしを知る
〜東京ガス特別料理教室〜