2018年09月28日

「新宿とうがらしサミット2018」がこのほど学習院女子大学で開催された。


新宿内藤とうがらしフェア実行委員会(成田重行会長)では、2015年から「新宿とうがらしサミット」を開催してきているが

今年の「新宿とうがらしサミット2018」は、23日10時から学習院女子大学やわらぎホールに、内藤とうがらしの栽培などに取り組む、小学校、高等学校、大学、大学院、保護者や、研究者、マスコミ等、一般公開で開催された。




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発表に先立ち、発表者全員がステージに上がり
「とうがらし宣言」を行った。

私たちは、内藤とうがらしを通じて、
新宿の新しい歴史と文化を
大切にしていきます。


新宿区立の西戸山小学校4年生と5年生、西新宿小学校、
花園小学校、大久保小学校、四谷小学校、学習院幼稚舎、
初等科、中等科、高等科、都立園芸高校、都立新宿高校、
都立戸山高校、早稲田大学農楽塾、学習院女子大学、
大学院の13校が発表された。







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サミットには、学習院女子大学の神田典城学長が挨拶をされたが、
学習院の内藤政武院長は内藤家の本家筋宮崎延岡のご出身で、
信州高遠藩の内藤家で栽培されていた内藤トウガラシと
縁が出来たことを喜んでおられたと云う。

上の画像をタップする
地元新宿の吉住健一区長(左上)も会場に見えた、

内藤家のお屋敷があった国民公園協会新宿御苑からは、
宍戸博支部長、レストランゆりの木の伊藤秀雄総料理長、
同財団の本荘暁子さん、ゆりの木の浜野さんが見えていた。

成田代表の取り組みが、東京新聞に掲載されていた。





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西戸山小学校は、パワーポイントで、映像で紹介した。

4年生は、内藤とうがらしの成長日記を発表した。
全員がパートパートを分担して発表

上の画像をタップする
5年生は、4年生の時の経験を踏まえで、
「内藤とうがらし発信プロジェクト」として広報活動を行っていて、
プレゼンテーションを発表した。
1年で終わらないことを5年生が発表したことは素晴らしい。






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西新宿小学校では、内藤トウガラシと内藤カボチャを栽培した。

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内藤カボチャの歴史、育て方、人工授粉、内藤かぼちゃの特徴゜など
を模造紙に書いたものを掲示し、各人がパートごとに発表した。

尚、内藤カボチャについては、同校に伺って授業をしている

清水仁校長と担任の豊田龍太教諭が引率で来ていて、
生徒達からも挨拶をされた。







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花園小学校の4年生は、「四谷名物内藤とうがらし」を、
パワーポイントとお芝居形式で紹介した。

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全員が、幾つかの小グループに分けて、小劇を披露してた。
「内藤とうがらしとは?」「内藤とうがらしを使ったレシピ作り」

最後に、内藤トウガラシの位置づけとして、
「内藤とうがらし以外の江戸東京野菜」を紹介し、
野菜は全部で48品目のという紹介もあった。






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大久保小学校は、4年生1クラス26人の内代表8名が出て発表した。

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収穫した内藤ととうがらしでお茶を作ったと云う。
同校の保護者は、中国、韓国をはじめとする外国籍の方が多く、
テーマは「世界に広めよう! 内藤とうがらし」で説得力がある。

同校は、2010年から取り組んでいて、初めの頃は伺っていた。





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四谷小学校は、生徒は都合がつかなかったらしく、
担任の先生が代表して同校の取り組みを紹介した。

上の画像をタップする
同校としても「内藤とうからしプロジェクト」を盛り上げたいと・・。






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学習院女子大学の品川明教授がパワーポイントで、学習院幼稚園、
学習院初等科、学習院中等科、学習院高等科の取り組みを紹介した。

上の画像をタツプする
4年生では、内藤とうがらしと内藤かぼちゃの栽培を学んでいる。
高等科では、内藤かぼちゃのスイーツなどに取り組んでいる。






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学習院女子大学の内藤とうがらしの取り組みを品川先生が発表された。

上の画像をタップする。
校内で栽培されている内藤とうがらし。






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上の画像をタツプする
都立園芸高校では、新宿御苑院フォーメーションセンター前広場で
「内藤とうがらしプロジェクト」のお手伝いをしたことは
当ブログでも紹介しているが、代表が報告した。





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都立新宿高校は、かつて内藤清成の屋敷跡に建つことを紹介した。

上の画像をタツプする
有志メンバーが集まり、栽培、普及、基礎研究、商品開発の
各チームを発足させたと云う。
イタリア、フランスに進出?






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都立戸山高校の1年生が内藤とうがらしを栽培。

同校では、内藤とうがらしのプラ鉢栽培を実施しているが、
内藤とうがらしのテロワール、最適な栽培条件を探った。

上の画像をタップする
早稲田大学農楽塾が内藤とうがらしガーデンを戸山公園内に設置。
戸山高校が近いこともあり、栽培管理を同校が担っている。

帰りがけに、発表をした福井君が来て、
荒川区立尾久宮前小学校の4年生の時に私の話を聞いたと云う。

三河島菜の栽培から、内藤とうがらしへと、
江戸東京野菜とのご縁を強く感じる。福井君がんばれ!!






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女子のリーダーとして毎年フェアを盛り上げているのが、
学習院女子大学大学院の関原成妙さん。

上の画像をタツプする
鷹の爪、甘長とうがらし、辛とうがらし、内藤とうがらしを分析比較
このような研究者の分析も、説得力がある。

追録


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講談師の田辺一乃さんが、会場に来ていた。
江戸東京野菜講談を1年で12話を作るとしていて、勉強に来ていた。

一乃さんには高円寺で成田先生を紹介している。

上の画像をタップする
「新宿とうがらしサミット2018」のお土産としていただいた。
成田先生ありがとうございました。

追伸
10月13日(土)内藤とうがらしぶらぶら散歩西新宿コースの案内。

11月6日(火)料理教室のご案内 内藤とうがらしを知る
〜東京ガス特別料理教室〜



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