地元小学校の3年生を担任する、岩本忠義教諭からメールを頂いた。
3年生の総合の時間で、昭島市の農業についてお話しする件で、そもそもは
今年から同校の副校長になられた杉本幸司先生が、孫娘の担任だった時に、依頼されて地元の農業について話して以来毎年話してきたので、今年で8年目になる。
杉本副校長のアドバイスがあったのか、岩本教諭からメールを頂いていたもので、授業実施に当たり先生方に説明を行った。
3年生の授業では、集中力を持続させるために、質問して答えさせる手法で毎年進行したが、たくさん手をあげてくれた。
3年生3クラス、110名が体育館に集まった。
生徒には、パワーポイントで説明を行ったが、話を聞き漏らすまいと、床に置いたノートに盛んにメモを取っていた。
昭島の農家と野菜と題したパワーポイントは、昭島市の副読本をベースに、取材した写真で構成した。
昭島の農業には、野菜、稲作、果樹栽培、花卉園芸と、養鶏等もありバランスの取れた農業地帯で、養豚、酪農は昭島にはないが、同校の近く(隣の立川市)には酪農家があることも説明した。
江戸東京野菜については、3年生では難しいので、細かいことは言わないが、同地区では拝島ネギの栽培をしているので、そのことはお話ししている。
生産から流通では、JAの直売所に持参して販売することも紹介。
後日、地元の岩田農園(園主岩田英雄氏)の見学を予定しているので、見学ポイントについて説明を行った。
台風24号が30日深夜から1日未明にかけて関東を通過したことから
東京の農作物に与える被害は大きなものになった。
昭島市の岩田農園でも、大きな被害を受けたことから、
岩本教諭に岩田さんから電話があり、授業は今年中止となった。