2018年10月03日

東京の農地に吹き荒れた台風24号の被害地を見てきた。


台風24号が30日から1日にかけて、日本列島を駆け抜けた。
瞬間風速45メートルレベルが吹き荒れていたから、その音で眠れなかった。

東京は沖縄・九州・四国などと比べると、台風が来襲することは少ないが、来るとなると被害は大きくなる。

特に、24号は大型だったこともあり、早朝の6時半ころから被害状況を確認しに、何軒か江戸東京野菜を栽培している農家に伺った。




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千住ネギを始めとするネギ類はこんな状況だ。
土寄せを行っているから、柔らかい葉の部分は吹き飛ばされていた。

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市街化地域の農家の場合、周辺にマンション等が建設されている場合もあり、風が一方からだけではなく、巻く傾向にあるから被害は大きくなる。

練馬大根や亀戸大根など、間引きが遅れているところはこれから被害が少ないものを残すこととが出来るが、間引きが済んだところは、特にひどい。





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生産緑地地区の看板も倒れんばかりだ。

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トンネルのビニールもあちこちで吹き飛ばされていた。
滝野川ゴボウの大きな葉は痛めつけられていたが、
これらは、復活できるだろう。





3-1.JPG

禅寺丸の伝統の柿も、撃ち落された感じで、

上の画像をタップする
果樹生産者の柑橘類他、寺島ナスは再びやられた。
21号台風でやられた寺島ナスようやく販売できるようになったのに。

葉の細かい馬込三寸ニンジンは強風にも柔軟で被害は発生していない。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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