久保功先生は、長屋王家木簡広報人としても活躍されていて、当ブログでも昨年11月に木簡を紹介している。
今年5月1日号の大阪農業時報の随想にも、「野菜木簡に魅せられ30年」を執筆されている。

御手紙には、先日 国立国会図書館の関西館で、開催されている第24回小展示を見に行かれたそうで、
花、葉、庭、知、図と云う5つの視点から多彩な本や雑誌約100点を紹介していたと云う。
その中に、江戸東京野菜の図鑑編が紹介されているのをご案内いただいたもの。
36.江戸東京野菜.図鑑篇/大竹道茂監修.(農山漁村文化協会,2009.10.)【DM225−J26】
京都では、京野菜は多く栽培され、販売されているが、江戸東京野菜を目にする機会はほぼない。東京では夏の風物詩ともいえる「谷中しょうが」も、関西ではほとんど見かけない。そんな馴染みの薄い「江戸東京野菜」だが、本書はその仕掛け人や生産者の視点で、個々の野菜の魅力がふんだんに紹介されており、図書としてのみならず、読み物としても楽しむことができる。「江戸東京野菜」についてさらに知りたくなった時には、『江戸東京野菜.物語篇』【DM225-J25】をどうぞ。
久保先生ありがとうございました。