2018年10月30日

第42回 葛飾区の学校給食展「ようこそTOKYO〜東京の”食”大発見!〜」が開催された。


「ようこそTOKYO〜東京の”食”大発見!〜」をテーマに主催 葛飾区教育委員会、葛飾区立小学校教育研究会給食部、葛飾区立中学校教育研究会学校給食部、協力 公益財団法人 東京都学校給食会、JA東京スマイル 葛飾営農研究会で、9時からJR常磐線亀有駅前の亀有地区センターで開催された。

学校給食展は午前中から大勢の区民の方々や、小中学生の保護者の方々、生徒達も訪れていた。




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江戸東京野菜について依頼があったので、「江戸東京野菜とは」から入ったが、1時間の予定だったので、葛飾区に関連する江戸東京野菜に絞ってお話をした。

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食指導班の新井栄養士(西小菅小)から依頼されて、写真を提供したが、会場には、江戸東京野菜の写真がたくさん張られていた。

1時半からの講演には、大勢の皆さんが聞いて頂いたが、会場の後ろでは栄養士の皆さんも立って聞いてくれた。





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新井さんは、体験・カルタ担当をされていて、読み札については、何点かチェックを入れていたが、読み札も分かりやすくなったようで、生徒たちは楽しんでいた。

上の画像をタツプする。

地元のJA東京スマイル 葛飾営農研究会の「葛飾元気野菜」のキャラクターも会場を賑わしていた。

テーブルに乗っているのが、「葛飾元気野菜」
幼児用の「顔出しパネル」が用意してあったが、たまたま幼児がいなかったのが残念。





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魚釣りも栄養士さんたちがアイディアを出し合ったもの。

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区内小・中学校の栄養士が給食について質問に答えていた。
会場は、時間いっぱい賑わっていた。

追録
講演では、葛飾区に関連のある生産者を紹介した。




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毎年、3月初めに、亀戸の香取神社で開催されている「亀戸福分けまつり」は、亀戸大根の第一人者鈴木藤一さんが葛飾区高砂で栽培していることを紹介した。




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天正元年(1573)、千住青物市場が生まれた、
砂村で生まれた砂村一本ネギが、千住青物市場に出荷されるようになり、周辺の葛飾でもネギ栽培が盛んになり、新宿ネギや矢切ネギなどが生まれた。
千住市場には、周辺地からネギが集まった。

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新宿一本ネギを栽培していた矢作東一さんにお願して、砂村一本ネギを栽培していただいたこともある。




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荒川区の伝統野菜「三河島菜」が発見されたのは2010年、荒川区では三河島菜は荒川区の観光資源だと云うことになった。

しかし、栽培地が北多摩では遠すぎると云うことで、東京以外での栽培を希望するなどの案もあったが

それでは江戸東京野菜にはならないと云うことで隣区の葛飾区亀有にある都立農産高校に栽培を依頼、現在は毎年12月に日暮里マルシェとして農産高校の生徒たちが販売している。

上の画像をタップすると

荒川区のホームページでは「復活!あらかわの伝統野菜」だよりが25回もアップデートされていて、18回では、荒川区が主催した勉強会が紹介されている。

その日のことは当ブログでも紹介している。

第42回 葛飾区の学校給食展を開催するにあたり、江戸東京野菜を紹介したいので、説明に来てほしいとの要請があったので、8月に葛飾区立青戸中学校に伺った。

学校給食展の10月にはないが、丁度8月には、葛飾区の伝統野菜「本田ウリ」があるので、栄養士の皆さんに食べていただいたことは、当ブログで紹介した。

posted by 大竹道茂 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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