2018年11月01日

更科蕎麦と江戸野菜を味わう「秋の会」が麻布十番の更科堀井で開催された。


更科堀井が創業230年を迎えたとして9月5日に記念式典が同店で開催されたことは、当ブログで紹介した。

寛政元年(1789)に創業したと云うことで、江戸蕎麦好きの各界名士が招かれ華やかなものだつた。
更科堀井 四季の会の主催メンバー、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の代表としてお招きいただいたが、光栄の至りでした。

当日の様子は、江戸ソバリエ認定委員長のほしひかる先生が「蕎麦春秋」誌に連載している「暖簾めぐり33」として、「総本家 更科堀井」〜230年の歴史を紡ぐ「江戸の味」〜を掲載していて、




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10月23日(火)、24日(水)に開催された「更科堀井 秋の会」で、参加者にコピーが配布された。

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秋の会は、ほし先生の司会進行で、18時に開会となった。

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「秋の会」の食材やお料理の決定は事前にしていたが、 

御献立は、ほしひかる先生の奥様・白遊先生に揮毫いただいた。






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更科堀井の堀井良教社長の挨拶から、

今回で13回目、4年目に入りました。
この四季の会は、毎回50席が満席で、欠席の方がいないと云うことは、グー先生(林幸子先生)のお力によるところが大きいわけですが、店としてはとても嬉しいことで、感謝いたしております。ゆっくりとお楽しみください。

先月9月5日に、創業250年の式典を開催いたしまたが、知事をはじめとするご来賓の皆様に来ていただいた。
林先生発案のお料理も使わせていただき、この会と連動して、更科堀井も成長してきています。


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9月25日からは、日本橋高島屋新館S.C. の6階レストランフロアに「更科堀井」が出店。
来年、3月からはニューヨークにも店を出すと云う。





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江戸東京野菜の紹介

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お料理の順に、早稲田ミョウガ、伝統小松菜、千住ネギ、
内藤カボチャ、奥多摩ワサビ、内藤トウガラシ、滝野川ゴボウ、
渡辺早生ゴボウ、金町コカブについて紹介した。






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グー先生こと、林幸子先生を追って、NHKのカメラが、ご活躍の様子を取材に来ていた。

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更科堀井での江戸東京野菜を使ったお料理なども撮影していた。






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「更科堀井 秋の会」
一 早稲田茗荷甘酢漬け 蛸と伝統小松菜添え

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アフリカ北西部のモーリタニア産の蛸は柔らかくて美味しい


日光江戸村の佐藤達雄取締役営業本部長(写真下)と久富信矢スーパーバイザー(写真上)が来てくれた。

江戸東京野菜を日光江戸村で江戸料理に使いたいと云うことで、果菜里屋の高橋廣道さんの隣に座ってもらって、江戸東京野菜の流通について話し合ってもらった。




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一 千住葱味噌

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今回も、千住ネギはお代わり自由。

皆さん千住ネギの味を覚えてしまったので、葱味噌でまた、早稲田ミョウガの甘酢の残り汁に漬けたりして食べていた。 皆さんお酒の宛てには最高とか・・・





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一 内藤南瓜更科蕎麦掻き
  奥多摩山葵 塩添え

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更科そばの白さに、内藤カボチャの黄色い果肉の色が混じって綺麗だ。

林先生の料理教室に通う皆さんの質問に答えるグー先生。






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一 更科担々麺 刻み内藤唐辛子

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白いそばを担々麺に・・・・・、
ウズラのそぼろに内藤トウガラシとラー油が入って、

辛くて旨いと、皆さん、絶賛!!






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一 滝野川牛蒡と穴子の八幡巻天抜き

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滝野川ゴボウに穴子を巻いて

千住ネギを残った汁に付けるのも旨い。、






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一 渡辺早生牛蒡繋 太打ち

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「この太打ちは、渡辺早生ごぼうのそばで、そば粉2キロに対してゴボウ繊維と汁が1k入っている。
ものすごく強烈なおそばで、いっぱい食べますと、鼻血が出るかも(笑)

田舎風の、荒っぽい味をお楽しみください。」
とは堀井社長。

ツルツルと云うより、ムリャムシャ、口いっぱいに広がるゴボウの香りが旨い。





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一 金町小蕪のグラッセ

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コカブに焼き目を付けて






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河合孝義料理長が、苦労話をご披露。

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堀井社長が、仕事で栗原冬子さん(ライフスタイルデザイナー)にお会いしたので、秋の会にお誘いしたとかでお見えになった。

栗原さんには、江戸東京野菜の普及にも尽力いただいていて、久しぶりの再会となった。 

栗原さんは林先生のお料理に満足されたようで、江戸ソバリエの勉強をしたいと言っていた。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ
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