「東京150年/多様で多角的 特産の宝庫 農業編」で、21日(日)江戸東京野菜が紹介されたが、
江戸東京野菜の料理を食べていないので、食べられるところを案内してほしいと、記事を書いてくれた朝日新聞東京本社報道局社会部の山田知英記者からメールをいただいた。
先日記事は掲載されたし、・・・・まだ何か?、
別の企画で「食のプロと一杯」と云うのがあって、江戸東京野菜がどのように料理として提供されているのか、どこかお店を紹介してほしいとのお話をいただいた。
東京中を、バイクと軽自動車で走り回って、江戸東京野菜をはじめ東京の食材を自分で集めてくる佐藤勝彦さんの店、押上「よしかつ」を紹介することにした。
伝統小松菜の収穫写真も紹介された。
佐藤さんが江戸東京野菜との出会いは、私が第一寺島小学校で寺島ナスの復活に取り組んでいた時に、そのナスを料理したいとの連絡をいただいてからで、どんどん江戸東京野菜に魅せられて行ったようだ。
同店で出されたお料理を掲載した「クッキングブック江戸東京野菜」の著書もある。
伝統小松菜・後関晩生の浅漬けと、江戸東京野菜だ。
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右から、東京豆富の餡かけは、青梅産大豆
東京軍鶏のトマト煮
卵焼きは町田の平飼い桜卵
亀戸大根のおろしに、早稲田ミョウガの刻みと
これも江戸東京野菜づくしだ。
早稲田ミョウガは井之口喜實夫さんが栽培したもの。
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カマスとマアジにスミイカは江戸前(東京産)
カマス、マアジのたたき、スミイカの刺身に紫芽と、
奥多摩ワサビ、そして馬込三寸ニンジンも江戸東京野菜だ。
豚肉は、世田谷の吉岡さんの有難豚と金町コカブもだ。
五日市の亀甲五の醤油麹でいただいた。
東久留米産の柿を焼いて甘味が増す。
最後は、アシタバ入りのグリーンもんじゃをいただいた。
アシタバも江戸東京野菜で、さすが佐藤さんだ。
ブラック&レッドのもんじゃが定番で、
ブラックはスミイカのスミで、レッドはトマトの色。
味がいいから好きだったが、
グリーンも明日葉の味がアクセントになっている。
これだけ一度に江戸東京野菜を食べられて満足だ。
私も家が押上からでは遠いから、
16時から始まった「…一杯」も20時前に店を出たが、
東京スカイツリーのネオンが美しかった。
山田さんご馳走様でした。
この企画では8月に八王子の酪農家磯沼さんも紹介されていた。
尚、10月1日(日)「東京150年/多様で多角的 特産の宝庫 農業編」江戸東京野菜が紹介されたことは当ブログで紹介したが、
第3回は11月4日の日曜版に掲載予定だと云う。