2018年11月13日

光が丘秋の陽小学校で今年も6年生に練馬大根の授業を実施した。

 
練馬区立光が丘秋の陽小学校(関川健校長)の 佐藤綾子栄養教諭から今年も6年生に練馬大根の授業をしてもらいたいと依頼が来ていた。

光が丘秋の陽小学校での授業は2016年から行っているが、毎年、学校公開日に行っている。

今年は、11月(土)で、1時間目からの実施だと云うので、遅れてはと6時の電車で出かけたが、接続が良く、少し早めについたので、佐藤栄養教諭に、野菜を栽培している畑に案内してもらった。





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畑には、学校給食リサイクル特殊肥料「練馬の大地」が施されている。

同校での給食の残さはあまり出ないそうだが、練馬区立の小中学校などの給食調理残菜・食べ残し残さを原料とした安全・安心な特殊肥料が利用されていた。

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今年から、6年生が、滝野川カブの栽培を始めたと云う。
滝野川カブは、江戸時代に記された成形図説に掲載されている「品川カブ」と同種で、東海道から中山道の滝野川に産地が生まれたもので、滝野川カブと呼ばれるようになった、

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佐藤栄養教諭は、前任地の中学校で滝野川カブ栽培した経験がある。




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同校では、2年生が中庭で雑司ヶ谷ナスの栽培をしていることは、当ブログで紹介している。

今年は、台風も来たり、暑すぎたりで収穫は330個ほどだったと云う
現在、種採り用に残してあるが、まだ花が咲いてもいた。





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校庭の隅の菜園に案内していただいたが、大根の葉には朝露が降りていた。

菜園には白首の練馬大根の他、青首大根と、広島県尾道市因島のジャンボ大根も・・・

ニンジン(右下)は台風の被害を受けたようで蒔き直しのニンジンも芽生えていた。





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6年生の授業は、〜練馬大根の特徴と歴史を知ろう〜、というもの。
練馬区民が73万人、学童が45千人、しかし栽培されている練馬大根は14千本と、少ないことから、練馬区民で食べたことのない人が大勢いる。

そこで、11年前(2007)、練馬に住む小中学生に練馬大根を食べさせようと始まったのが「練馬大根引っこ抜き競技大会」だ。

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練馬大根引っこ抜き競技大会が12月2日(日)に開催される。

練馬大根を引っこ抜くことで、練馬大根を知ることが出来る。
11時頃に、大会は終了するが、畑には半分くらい残っており、毎年観客も手伝って全部抜くことから、見に行けば体験できる。

今年も12月3日(月)には、練馬大根の給食が出る。

佐藤栄養教諭は、生徒に問題を出し、グループ討議をさせだ。
練馬ダイコンは、何故栽培されなくなったのか?
どうしたら、たくさん栽培されるようになるのか?

午後からは、代々木公園ケヤキ並木通りで行われている
東京都食育フェア―に、向かった。


追録

佐藤栄養教諭から、生徒のアンケートが届いた。

中には
「・・・・・練馬育ちですが、未だに練馬大根は見たことも食べたこともないので是非手に入れて料理したいと思います。」もありました。

毎年給食で食べてるのに、これまで全く意識していなかったようで、
この機会に練馬大根を意識してくれるようになれば、成果です。

ありがとうございました。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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