先日樹齢200年のオリーブだと三國清三シェフが教えてくれたが、暗かったので、昼間に見にこようと思っていた。
先日近くまで行ったので、もう一度見せていただこうと、ラーエ・ミクニに寄ってみた。
開店前の時間だったが、ガラス越しに店を覗くと、増田禎司支配人がいらしたので、写真を撮ることの了解をとったら、出て来て快く説明してくれた。
東京国立近代美術館を背に、同じ敷地の南にあるから陽当たりはいい。
オリーブの青い実が、幾つもなっていた。
スペインのオリーブ園のものと伺っているが、古木になると実の成りが悪くなることから、若い樹に更新していくが、盆栽の視点から見ると、歴史を潜り抜けた老樹は力強い。
皇居の平川濠に面した入り口には、もう一本のオリーブが置かれていた。
入口は濠と同じように石垣が積まれていたが、その角に置かれている。
こちらも、実がなっていたが、緑の実はついていなかった。
増田支配人と話していたら、「見ていないが四谷にはもっとすごいのがあるそうです。」と云う。
オテル・ドウ・ミクニにもあるとは聞いていなかったので、驚いた。
用事を終えて3時過ぎにオテル・ドウ・ミクニに寄ってみたら、玄関スペースにそのオリーブが置かれていた。
ソムリエの岡本さんも、三國シェフもいらしやらなかったので、話しは聞けなかったが写真だけ撮ってきた。
なるほどすごい迫力で樹齢300年はすると見たが、聞いてみよう。
四ツ谷の玄関を象徴するのは、壁を覆うアイビーだが、色づいた葉が枯れて、オリーブの小枝に絡んでいた。
オリーブの実が付いているか探したが、もいだ後なのか、一つもなかった。