四ツ谷のオテル・ドウ・ミクニのオーナー三國清三シェフが、都市大学付属小学校の4年生を対象に実施している1年間の食育授業「ミクニレッスン」の調理実習が先日、賛同した12名ものシェフが参加して、開催された。
生徒1クラス40人を、12人のシェフが指導するという、贅沢な実習授業は都市大学付属小学校ならでは。
このレツスンは、2011年から開催されていて、今年で8年目、7月には東京の農業、東京の野菜について、9月に種まぎの指導
毎月実施されていることから、夏休みを除くと、今回が2018年度の7回目の授業となる。
桜組は13時20分から 15時 20分まで実施された。
ミクニレツスンをプロデュースしている松木直也さん(豆豆社)の司会進行で始まった。
三國シェフから「今日は、いよいよハンバーグとマヨネーズをつくる調理実習です。
前回の授業でつくり方のテキストを渡しましたが、みんなちゃんと復習はしてきたかな!」と云うと、パラパラと手があがった。
早速、サラダ用に生徒が自分達が栽培した野菜をちぎり始めた。
次にマヨネーズづくりは、根気のいる作業だが、三國シェフは、冗談を言いながら、生徒の気をそらさない。
最後にオレンジジュースを入れて、オレンジ味のマヨネーズ。
ハンバークづくり、焼き始めると「音を聞いて! 五感を使って料理をする!」
「質問! 五感とは!」に、生徒達から、 聴く!、視る!、嗅ぐ!・味わう!・触る!と、次々に出てきた。
「焼けている音を聴いて!、匂いを嗅いで!、焼けたかよく視て!」、とシェフ。
最後は、玉ねぎと、リンゴは一口サイズに切って、りんご味のソースを作る。
リンゴの甘い香りが、ハンバークを包む
調理に入る前に、三國シェフは生徒たちに、
「調理は、包丁や火火器を使っていますから、ふざけたりしないように!
これまで8年間で、怪我をした人は一人もいません、怪我をした場合には、授業はそれでやめます。」と注意を喚起した。
クラスを6班に分けて、班にはサラダ担当とハンバーク担当を
奥沢サクレクールの高三潴修シェフと黒木裕貴シェフが指導する。
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包丁を使い始めると、三國シェフは包丁で手を切らないように
左手は「猫の手、猫の手」。
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山口シェフと、秋山シェフ(六本木ヒルズクラブ)、
長谷知樹シェフ(奥沢サクレクール)
世田谷のイタリアン、ジータの福田耕二シェフと、
長坂シェフ(オテル ドゥミクニ)。
オテルドウミクニの松下信之シェフ
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毎年参加しているが、今年は地元に帰って弘前から来てくれた。
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秋山シェフ(六本木ヒルズクラブ)
澁谷エクセルホテル東急の白幡健総料理長は、今回初めてだがこれまで、京都東急ホテルの総料理長をされてい、東北支援の「子供たちに笑顔を! プロジェクト」にも毎回参加されていた。
岩崎努シェフ(六本木ヒルズクラブ)
と各班を回って云って歩いていたが、
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終ったものは、各班を回って回収していた。
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「無理しないように!」とは、三國シェフ
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ハンバークを食べ終わった生徒から、オテルドウミクニのスイーツが配られた。
各クラスとも、保護者の皆さんは全員参観だから、英語教室で、同じお料理を食べていたたいた。
皆さんが食べ終えたところで、三國シェフをはじめ12名のシェフが自己紹介、自分の店を紹介した。
三國シェフは、「8年前、始まった頃は、段取りも慣れなかったので、料理の時間に1時間もかかったが、
今日は我々も慣れてきたが、生徒たちの調理に対する集中力、真剣な取り組みで、これまで最短の30分で料理が出来た。」と、保護者の皆さんに報告していた。
スタッフとして協力した、写真左から、大塚さん、VEGRIA FARMの由井和也さん、村上貴彦さん(豆豆社)、森川翔太さん(豆豆社)、ソシエテミクニの岡本孝一さんと檜垣依子さん。宮寺光政さん
シェフの皆さん上段、左から福田耕二シェフ(イタリア料理ジータ)、山口拓哉シェフ、三國シェフ(オテル ドゥ ミクニ)、白幡健シェフ(渋谷エクセルホテル東急)、岩崎努シェフ(六本木ヒルズクラブ)、山ア啓太シェフ(レストラン山ア)、松下信之シェフ(オテル ドゥ ミクニ)、大竹講師、宮寺光政講師、
下段左から長坂シェフ(オテル ドゥミクニ)、長谷知樹シェフ(奥沢サクレクール)、黒木裕貴シェフ(奥沢サクレクール)、秋山シェフ(六本木ヒルズクラブ)、高三潴修シェフ(奥沢サクレクール)、石川貴之シェフ(六本木ヒルズクラブ)
宮寺講師は、生徒達が栽培した野菜が不足した場合に補うために、宮寺農園で栽培した野菜を持ってきていた。
生徒達がプランターで栽培した、小松菜、スイスチャード、レタス、水菜、金町コカブ、二十日大根の6種類の野菜は、今年の天候が、プランター栽培に向いていたのか、良くできたために収穫して、家庭に持ち帰り、今回のために、9月3日に再度種を蒔いたと物だという。