先日、江戸東京野菜コンシェルジュ協会主催の山分け収穫体験が終わったところで、佐々木昭理事から、「伝統野菜は長老に聞け」で、練馬大根の話しをしていただいた渡戸章さんに会いたいと云うので、ファーム渡戸の近くにある渡戸農園に川並三也理事の3人で伺った。
丁度お客さんが来ていて渡戸さんは話し込んでいるところだつた。
練馬大根は12月に入るとすべて抜かれて干し大根にされるが、
2千本の大根が干されていた。
今年は暖冬の影響で、収穫が遅れたが、ようやく始まった。
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これは、規格外の細い大根を1週間干した大根を切って、
醤油に漬けたものだと云って、出してくれた。
パリパリとした食感が後を引く。
自分でも作りたくて、細く干しあがった大根をいただいた。
小山田ミツバの根ミツバを渡戸さんのもとに送っていたが、
生育具合を見せてもらった。
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このミツバは、いつ播種したのかを聞かれたから、確認して
6月末に蒔かれたものだと云うのが分かったが、
お伝えすると、昔から云われているが5月に蒔かれたものは
早くトウ立ちして枯れるという。
ミツバは順調に生育していた。
白ミツバには溝を掘って植え込むことになるが、
その場合に葉は切り詰めて植え込むのだという。
このミツバ、平成30年度の江戸東京野菜として、
JA東京中央会の理事会を経て加わる予定で49品目になる。