2018年12月23日

都庁に一番近い西新宿小学校の5年生が、江戸東京野菜の内藤カボチャとトウガラシを小池百合子知事にプレゼント。


都庁に一番近い小学校、新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生が、授業で栽培した江戸東京野菜の内藤カボチャとトウガラシを小池百合子東京都知事にプレゼントした。

都庁舎からおよそ300メートルと近い西新宿小学校では、「地域総がかりの教育」を掲 げ、地域に学び、地域に愛着をもち、地域に貢献する児童の育成を、保護者や地域の方々 とともに進めている。

同小学校の5年生は、かつてこの地で広く栽培されていた江戸東京野菜の「内藤カボチャ」を、2014年から栽培し、継続して学習していて、

都市農地活用支援センターが実施している「農」の機能発揮支援アドバイザーとして派遣されている。





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第一都庁舎で、知事執務室に上るための手続きをしている間、2階集合場所で。

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カボチャの収穫を終えて、地域での紹介活動を展開していたが、同校の後ろに東京都庁が望めることから生徒達は、都庁を身近に感じていた。

小池知事に対し、総合的学習で学んだことを紹介するとともに、 新宿発祥、新宿育ちの内藤カボチャをお届けしたいとの、生徒たちの希望があり、この度の運びとなったもの。






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2014年から始めた内藤カボチャの栽培を、
模造紙2枚に、研究の経過や成果を書き込み、紹介した。

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一生懸命に報告する生徒の話しを、ジイッと聞いておられた小池知事。






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収穫した内藤カボチャと内藤トウガラシ。

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小池知事に、生徒から内藤カボチャと内藤トウガラシが手渡された。

内藤カボチャと内藤トウガラシの贈呈にお骨折りいただいた
都農林水産部農業振興課の谷藤家信主任(写真後)が見守ってくれた。

この後、知事から生徒の取り組みに対してお褒めの言葉があったが、
「私も練馬で、練馬大根を栽培し、ゆり子漬の沢庵を作っています
と、江戸東京野菜への理解を話された。






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東京都農林総合研究センターが作出した、
匂いのするシクラメン「さわや香ミディ」と「おだや香」。

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小池知事からは、匂いのするシクラメンが代表者に手渡された。





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上の画像をタツプすると拡大。
5年生35名(男子18名 女子17名)

清水仁校長(右端)と、担任の豊田龍太教諭(後ろ)、
私(左端)と、NPO法人江戸東京野菜コンシェルジュ協会の
川並三也理事(後ろ)が伺った。

司会から、「学習支援の立場から指導している大竹道茂代表」と
紹介されると、知事から「日頃からお世話になってます。」
云っていただいた。

生徒達は、日頃の思いが知事に伝わったと、興奮気味だった。


追録


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生徒達が、7階の知事執務室のホールで知事を待ったが、その間、農林水産部農業振興課の鈴木勉総括課長代理が、内藤南瓜の絵を見せながら、
「今から80年くらい前に描かれた内藤カボチャの絵です。その頃、東京で野菜の研究をしていた農業試験場にはこのような絵を描く絵師がいました。」と説明してくれた。


当日は、農林水産部の上林山隆部長と松川敦課長にも対応を頂いた。

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