文部科学省が定める全国学校給食週間は、1月24日から30日まで実施されるのに先立ち、
学校給食に食材を提供している、糾ロ幸水産の田村恭平課長は、浅草葱善の田中庸浩社長を通して千住一本ネギを栽培している足立区興野の内田宏之さんの畑で収穫体験ができないかと相談していた。
田村課長は内田さんの了解が得られたことから同社が食材を納入している学校の栄養士さんに案内を出したところ、何人かの栄養士さん方がお見えになった。
案内状を出した段階で、田中社長から依頼されて、栄養士さんたちに千住ネギの物語をお話しすることになった。
田村課長は昨年から内田さんの千住ネギを希望する学校に供給してきたが、同社のスタッフにも収穫作業の体験で、内田さんの畑で収穫をしていた。
今回収穫された60〜70キロの千住ネギは24日から希望する学校に出荷されるという。
収穫作業に先立って、私から千住ネギの歴史などについて解説を行い、
引き続き、田中社長から地産地消、無農薬栽培の内田さんの江戸千住ネギ(固定種)について説明があった。
収穫作業の体験は、内田さん(トップ写真)から、収穫の仕方について指導を受けた。
降雨がしばらくないことから、土は固くなっていて、スコップで根を傷めないように周辺を掘って、土を柔らかくしてから、手で抜いた。
銘々がスコップをもって収穫体験を行った。
田中社長から、千住ネギに、ネギ蜜が出ていることを教えてもらうと・・・、
文京区では昨年8月に文京区小学校研究部会学校給食部の講習会でお話ししたが、参加されていなかったようで、お話しする機会が出来て良かった。
また、足立区では、平野小、栗原北小、千寿双葉小、西伊興小で、栽培をしていることはご存じで、足立の伝統野菜に興味を持っていただいたようだ。