冷たい風が吹く寒い日だったが8日、練馬駅北口の区民・産業プラザ3階のイベントコーナー、ココネリで開催されている「第31回 ねりま漬物物産展」に出掛けた。
江戸東京野菜の練馬大根を本干しした沢庵漬けで「ねりま本干沢庵」(1本650円)が販売されている。
「雅香岡田」の岡田隆社長(練馬漬物事業組合副組合長)は、江戸東京野菜に注目してくれていて、練馬の井之口喜實夫さんが江戸東京野菜の早稲田ミョウガを栽培していることから、練馬大根の栽培を依頼して、一昨年から浅漬けの糠漬けを販売している。
今年も、先日紹介した早稲田ミョウガタケと伝統小松菜を採りに来たと、井之口さんから聞いていたので、買いに来たもの。
東京伝統野菜・後関小松菜の浅漬(100g300円)
東京伝統野菜・早稲田茗荷竹ピクルス(70g350円)
上の画像をタップする
早稲田ミョウガタケの袋には、「練馬高野台 井之口さんの 東京伝統野菜早稲田茗荷竹を甘酢のピクルス風にしました」と書いてあった。
小松菜の浅漬けの袋には、「〜江戸東京野菜〜東京都産の江戸東京野菜「後関小松菜」の浅漬けです」とある。
岡田社長に、お話を聞くと
「東京伝統野菜の扱いの難しさに限界を感じながら取り組んでおりますが、少しずつでも続けることに意味があり、結果につながるのではと考えております。」と語っていた。
岡田社長には初めてお会いしたが、東京伝統野菜のネーミングで販売していた。江戸東京野菜としての販売戦略についてアドバイスが出来ればと思っている。
早稲田ミョウガタケは、出盛りで量も少なかったから、
完売してしまったという。
会場では、前川燿男練馬区長が見えていて、練馬漬物事業組合の小沢優貴組合長(オザワ食品工業)が案内していた。
練馬区には3年前から「練馬区 農の学校」の講師を依頼されているから、前川区長には挨拶させていただいたが、関口和幸産業経済部長が先に私に気づいて挨拶してくれた。