第9回 高円寺演芸まつりの「うおこう寄席」は、「江戸の噺を聞いて、江戸東京野菜を食べよう」がテーマ。
うおこう寄席の席亭の松井つるみ女将(江戸東京野菜コンシェルジュ)は当時から江戸東京野菜に注目していて、第2回から江戸東京野菜の食べ比べなどを行ってきた。
第4回だったか、うおこう寄席が大雪にたたられた。当初、江戸東京野菜の話しをする予定だったが、大雪で失礼した。
今回、あの時のことが頭をよぎった。
9日は雪が降ると聞いた時、勝手に夜に降るものと思っていたから、江戸東京野菜の集荷は10日に行う予定でいたが、10日は降雪が残って車では動けないから、9日に集荷しようと、日程を変更した。
しかし、9日の日中に降り積もるというウエザーニース、9日、10日に車で集荷できない・・・・。
結局、10日、路面の凍結が溶けた9時過ぎに家を出たが、ホッとした。
馬込三寸ニンジンと金町コカブをお願いしていた。
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集荷日がくるくる変わって迷惑をかけてしまったが、9時頃に伺ったら、今収穫してきたと、カブとニンジンを洗ってくれた。
冷たいのに申し訳ないと云うと、地下水を使っているからしばらく流していると、冷たくないんだ!・・・・・、と
清水さんの所から、次は東久留米の横山姉妹のもとへ
玉川上水から分かれた野火止用水に沿って一度、埼玉県に入ってから東久留米市に・・・
お父さんの横山和男さんに1年振りにお会いした。
品川カブは、品川の青果商・まるだい大塚好雄商店の大塚さんから依頼されて栽培しているそうで、この季節は、横山治子さん、和子さん姉妹が栽培している。
電話で聞いてみると、他には青茎三河島菜があると云うので、これも分けてもらった。
横山さんと話していたら、妹の和子さんが戻ってきた。体験農園の指導をしていたと云っていたが、
東久留米の伝統の小麦「柳久保小麦」でパウンドケーキを作ったから、味を見てほしいと頂いた。
バレンタイン用に作ったようだが、しっとりとして美味しかった。
井口さんには、東京ウドをお願いしていた。
井口さんのお宅には、穴蔵のムロと、半地下のムロを持っているが、穴蔵のウドをいただいてきた。
学校給食用にネギの皮を剥いて出荷の準備をしていた。
井之口さんには、先日伺ったときに、
早稲田ミョウガタケ、千住ネギ、伝統小松菜をお願いしていた。
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早稲田ミョウガのミョウガタケは、まだ早いが、初めての方々に知ってもらいたいので、無理に収穫していただいた。
渡戸さんは出かけていたが、お父さんが抜いてくれた。
露地の練馬大根は寒さに耐えて、葉も青々
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畑を見せてもらったが、伝統野菜の滝野川ニンジンが、採種のために畑に残してあった。
また。のらぼう菜は、今月末には収穫が始まりそうだ。
金町小カブ、馬込三寸ニンジン、品川カブ、青茎三河島菜、東京ウド、千住ネギ、早稲田ミョウガタケ、伝統小松菜、練馬大根、内藤トウガラシ、亀戸大根、の11品目を集荷でき、昼過ぎにはうおこうに届けることができた。
高円寺の「うおこう寄席」は、
すでに始まっていて、9日の立川吉笑さん。10日は古今亭文菊さん
11日が立川笑二さんに、田辺一乃さんの江戸東京野菜講談。
そして、私が食材の紹介をする。
15日に柳家勧之助さん、16日は桂笹丸さんと神田紅純さんとなっている。
庚申通り商店街のチラシをもらったら、昨年、似顔絵の湯沢としひと先生が書いてくれた絵で私まで紹介してくれていた。