故・横井友詩枝先生が提唱した「農」の生け花は、農具や民具を器にして、農産物などを使って、自然や農業、農家の生活文化を表現する芸術。
八王子市川口の農家・濱中洋子さんは、横井先生がご存命中の頃から指導を受け、地元の農家のお友達に普及、
また、東京都の農業普及センターを中心とした農家女性の東京都グループリーダーとして、日本農業新聞の支援を受けて、全国の「農」の生け花グループを纏めてきた。
濱中さんにはずいぶんお世話になっていて、当ブログでも紹介しているが、20年も前の昔話に花が咲いた。
昨年からは、東京都グループの代表は後進に譲って、全国愛好者の集い(前回)を側面から支えた。
日本農業新聞にも掲載された。
濱中さんは、日本農業新聞の全国大会の準備をしていた。
会場を飾るのは八王子の愛好グループ「八王子のぎく会」が受け持っていて、
今年も日本農業新聞営農生活部の高川麻緒部長から、令和元年5月9日(木)にグランドニッコー東京台場で開催される大会会場に展示することを依頼されたと、新たな構想を会員と練っているようだった。
先日3月11日に、東京に唯一ある「道の駅八王子滝山」から、八王子のぎく会が依頼されて「平成よありがとう」を展示したが、このことは、日本農業新聞「くらし」のページに掲載された。
江戸東京野菜の「川口エンドウ」は、そもそもは濱中さんからお聞きして、生産者草木弘和さんを紹介していただいたのに始まる。
現在は、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表の努力で生産者も拡大していて、濱中さんのお宅でも栽培をしてくれていて、苗を見せていただいた。
また、農の生け花には、内藤カボチャも栽培していて、昨年の大会に出展してくれた。
濱中さんのお宅では、パッションフルーツを栽培しているが、洋子さんも苗づくりをしていて、中には花が咲いているものもあった。