昭和47年に発足した八王子市川口地区の農家女性の会「のぎく会」が43年を迎えたと云うので、記念誌が発行したと、会員の濱中洋子さんから送られてきた。
現在12人の会が、49頁カラー印刷の記念誌を出すことが、いかに組織の結束力があるかということだ。
のぎく会は長い歴史の中で平成6年から「農の生け花」を活動の中心に据えたことで、活動が格段に発展した。
当ブログでもその活動は紹介している。

「農の生け花」は、故横井友詩枝先生が、1960年代に創案したもので、日本農業新聞に1974年からくらし面で連載を始めたことから、全国の農家婦人が共鳴し、家庭で楽しみ始め、1987年全国の愛好者グループが結成された。
当時、停滞していた農家女性グループの活動に平成6年「農の生け花」を導入したことから結束が強まり、発表の場も東京の農家女性の会としては、代表的なものとなっていった。
私が知ったのは関東東海花の展覧会が池袋サンシャインシィティーで開催されたときの大作が話題を呼んだことから、「森みどりトーク&コンサート」の出演をお願いした思い出がある。
平成6年から20年の活動記録を見ると、八王子から都内各所の大きなステージからも呼ばれている。