江戸東京野菜の流通を担当している果菜里屋の高橋廣道さん、芳江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)ご夫妻から、東京駅などで各種のお弁当を販売している(株)日本ばし大増の部長さんが、江戸東京野菜の話を聞きたいとおっしゃっているので、「押上よしかつ」で説明会を実施したいので、参加してほしいと連絡をいただいた。
東京の食材にこだわる、よしかつの店主佐藤勝彦さんは、店で調理した江戸東京野菜を掲載した、「江戸東京野菜COOKING BOOK」を出版しているので、料理人の話を伝えることもできるのは良い。
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写真右大竹の隣が商品開発部の白木克彦部長、
写真左が磯部克己担当部長、木曽愛美課長代理(管理栄養士)
の皆さん。

とちぎ江戸料理は、「大人の休日弁当」として、
料理研究家の冬木れい先生が監修したもので、
冬木先生には、「とちぎ江戸料理」を食べるツアーにお誘いいただいたことがあり、
日光江戸村でも、江戸東京野菜を使っていただいた。
白木部長は、今後、江戸東京野菜を初め東京の食材を使った、
お弁当の商品開発を進めたいとのことなので、
江戸東京野菜の特徴などについて説明をさせていただいた。
練馬大根醤油漬け:練馬区
しんとり菜浅漬け:江戸川区
亀戸大根シークワサー甘酢漬け:東久留米市
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お刺身盛り合わせ
真鯛昆布〆:式根島 赤いか:式根島
紫芽と奥多摩ワサビ
2009年、フレンチの三國清三シェフが、「ミクニマルノウチ」をオープンするにあたり、東京駅に降りたら東京の食材が食べられる店にしたいということで、協力したことを紹介した。
アカハタから揚げあんかけ仕立て(アカハタ:青ヶ島)
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おつまみ3品
東京豆富あんかけ(大豆:青梅市)
カッテージチーズ(東京牛乳:多摩地区産牛乳)
玉子焼き(さくら玉子:町田市)
東京駅では2014年、開業100周年記念事業の時に
江戸東京野菜を使っていただいている。
東京の郷土料理って、一体何だろう、そんな素朴な思いから、
下町の味の象徴とも言える ”もんじゃ”を郷土料理に昇華させたのが、
押上よしかつだ。
粉から野菜まで東京産の素材にとことんこだわり、
和食五原色にちなんだ赤・黒・黄・緑・白の5種類のもんじゃを開発。
入っている素材の味もまったく異なるので、
5つ順番に楽しむのもおすすめ。
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もんじゃは赤と黄色を、〆は黒焼きそばを注文した。
赤のもんじゃ
トマト:立川市 キャベツ:葛飾区 なす:東久留米市
千住揚げねぎ:足立区 ソーセージ:東京エックス
小麦粉:青梅市 柳久保小麦:東久留米市 米粉:宮城県
黄のもんじゃ
キャベツ:葛飾区 ねぎ:葛飾区 大豆:青梅市
豚ひき:東京エックス
黒焼きそば
後関晩生小松菜:東久留米市 豚肉:東京エックス
紅しょうが:八王子市:青梅市
おとなのアイス
アイス:八王子市 東京牛乳+横井醸造ぶどう酢(いちごミルク味)
+高千穂零(ビターチョコ味)
かんてん
寒天:新島 ささげ:三鷹市 アイス:八王子市
白玉(米粉:宮城県)
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アイスに各種の酒を垂らすと、思いもよらない味が生まれる。
7月13日(土)、港区立三田図書館から依頼されれているので、
東京港醸造(港区)の江戸開城(どぶろく)を選んだ。
アイスクリームに垂らすと、ヨーグルトの味が生まれた。
港区の皆さんに紹介しようと思った。
追録
白木部長をはじめ皆さんには、6月15日(土)に
「はじめての江戸東京野菜講座」が開催される。
また、業者向けのイベント
「江戸東京野菜をまるごと体験しよう 見る、知る、獲る、食べる」は
8月7日(水)新宿集合で、
立川のナス農家・清水農園で開催することをお伝えした。