2019年07月18日

北区立稲付中学校の学校公開日に、今年も1年生に江戸東京野菜のお話をした。


北区立稲付中学校(高田勝喜校長)には、2012年から毎年1年生を対象にサタデースクールで、江戸東京野菜の話をさせていただいているが、

高田校長には副校長時代からお世話になっていて今年で8年目、稲橋あい栄養教諭は2016年から今年で4年目だ。

今年も6月に稲橋栄養教諭から、7月13日(土)を学校公開日にして、体育館で江戸東京野菜の講演を依頼されていた。




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同校は改築するため2017年から近くの学校に移転していたが、
今年の4月から新築された学校に戻ってこられた。
見違える校舎に驚いた。

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生徒が何か見入っていたので覗くと、
春季考査の成績表が張ってあった。
新校舎は同校のホームページで紹介されている。






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「江戸東京野菜について知ろう」というテーマ。
1年生4クラスが集合した。
北区立稲付中学校のある北区は板橋、練馬と並んで城北地区に位置し、この地域は火山灰土が深く、長いものが良く栽培された。滝野川ゴボウ、滝野川ニンジン、滝野川カブの北区の名前の付いた野菜が多く栽培された。

練馬大根は、五代将軍綱吉が練馬で栽培をさせたことから練馬の名前がついているが、城北一体で栽培された。
練馬大根は伝統野菜の説明では象徴的なので、北区でも栽培されていたので練馬大根から説明に入った。

中山道を通って11月から12月にかけて江戸にやってきた旅人は、沢庵用に干してある大根を見て、こんな大きな大根があれは生活が楽になると、だれもが種を欲しがった。

これにより農家の次・三男などにより、巣鴨で種を販売するようになり、種屋街道が生まれ、練馬大根のタネは、全国に持ち帰られ、練馬大根は全国にある。

北区の名前の付いた滝野川ゴボウや滝野川ニンジンも種が全国に持ち帰られた野菜で、現在流通しているゴボウの8-9割は滝野川系であるといわれていて、京都の堀川ゴボウも滝野川ゴボウを栽培して作られている。

また、滝野川ニンジンも長いニンジンで、7-80年前までは、市場流通をしていて、お正月の御節には欠かせなかった。

匂いが強いのと、長いことから、短根ニンジンの西洋種が導入されると、生産しやすい短根が生産者から好まれ、甘さの強い短根が普及している。江戸以降、滝野川で栽培されるようになった長カブ、滝野川カブは、同校で栽培されたことがある。

追録


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上の画像をタップする
授業の様子は、稲橋栄養教諭が同校のブログに掲載してくれた。





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授業が終わって、稲橋栄養教諭から相談を受けた。

上の画像をタツプする

南側に面した一角に菜園があった。日本庭園も造られていたが、雑草が伸び始めていて管理が大変だ。
稲橋栄養教諭は、江戸東京野菜を栽培したいと云う。

講演の最後の質問で、滝野川で栽培されていた野菜の質問を受けたが、
滝野川の名の付く、滝野川ゴボウ、滝野川ニンジン、滝野川カブ、練馬大根も栽培されていたので、これらの栽培指導者を紹介しますとお伝えした。


同校へは「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして
(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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