2019年08月04日

江戸城・濠大根が猛暑の中で本葉を出した。


2011年にハマダイコンが半蔵門の堀端や土塁に生えていることを紹介してきたが、その後2016年にその存在を紹介している。

このハマダイコンが生えている土塁は、江戸時代には幕府が守り、皇居になってからは政府が守り、現在では環境省が管理しているから、入手の了解を取るにしても自然保護の観点からすれば無理な話とあきらめていた。

今年7月に、こぼれ種から生えたハマダイコンがあることが分かり、そのハマダイコンに実った種を拾ってきた。

梅雨の最中の7月14日、雨が上がったところで莢に入ったままのハマダイコンを1センチ以内に土に埋め込んでいる。




1-1.JPG

小平の宮寺光政さんと渡邉和嘉さんにも、栽培をお願いしたが、練馬大根は早くても8月下旬だからと、封筒に入れて引き出しにしまわれてしまった。

海岸線の浜などに生えるハマダイコンは、7月に莢が飛ばされ、砂地や砂と土が混ざったところに莢が落ちで芽生えることもあるだろうし

上の画像をタップする
見本を見せる意味からも、7月14日に播種したもので、
7月31日の状況は、双葉から本葉が出てきた。





2-1.JPG

こぶ状になった莢を種ごとに割って、
種を莢から取り出さないまま、土に蒔くというよりは、土に埋めた。

上の画像をタップする
長雨が続いている中で、7月31日に本葉も伸び始めた。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸城 濠大根
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック