江戸東京野菜講談の田辺一乃さんが、真打昇進したことは当ブログで紹介した。
一乃師匠は、定席として、毎月亀戸の居酒屋「発酵文化応援団」の夕靄発講談と、東向島の定席「玉ノ井カフェ」 で玉ノ井講談を行っている。
一乃師匠からは、毎月、演目がメールで送られてくるが、中々行けないでいた。
読売新聞本社 編集局社会部 江東支局の田中文香記者から、メールをもらった。
田中記者は、何でも江戸東京野菜の魅力を講談で伝えている田辺一乃師匠を、9日に定席の発酵文化応援団で取材する予定だという。
丁度都心に行く用事があったので久しぶりに一乃師匠の講談を聞くことになった。
高校野球などもあり、実際に掲載されるのは8月末から9月上旬のようだが、田中記者はこの日の演目、江戸東京野菜の「おいねのつるいも」を聞いてこれから原稿にまとめると云って帰ったが、二席目は「伊藤左千夫と明治の大水害」が語られた。
明治時代の歌人で小説家の伊藤左千夫は酪農家で、錦糸町駅前に、牧舎と住居跡の碑がある。
中央区には芥川龍之介の生誕の地は「耕牧舎」で、江戸東京の農業の説明板では千代田区の日枝神社に我が国黎明期の牧場が建立してある。
亀戸のこの季節、「亀戸からし市」が行われていた。
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八房のトウガラシかと思ったら、鷹の爪だった。