2019年度3回目の「はじめての江戸東京野菜講座」が、8月31日に開催された。
「はじめての江戸東京野菜講座」は、最近、いろいろなところで江戸東京野菜について名前を聞くようになったが、「それって何なの!」という方々が居て、
「江戸東京野菜」について、教えてほしいという希望に応える講座で、その季節の江戸東京野菜の試食もあることから、毎回大勢の方々にご参加いただいている。
13時から始まった講座は、江戸から東京という時代に、江戸東京の野菜文化を継承したと云う意味と、江戸の都と、多摩地区や伊豆諸島を加えた江戸東京の地域で栽培されてきた、固定種の野菜について説明。
今回は試食として、内藤カボチャ、八王子ショウガ、八丈オクラが使われることから、これらについても紹介した。
司会進行を担当した福島秀史理事は、自分で栽培しいる内藤カボチャの蔓を切ってきて、雄花と雌花を皆さんに説明していた。
また、八丈オクラを栽培していることから、背丈が2メートルにもなることや、収穫時の大きさの見極め等の話をされた。
15時からは、上原恭子理事の食べ比べと、試食を行った。
八王子ショウガ・清瀬産新ショウガ・限界突破新ショウガ(非売品/高知産)の生での食べ比べ(写真左下)
お口直し用にクリームチーズを添えて、生のまま食べ比べしてもらいました。
【試食】
八丈オクラ・生ハム添え
丸ごとゆでた八丈オクラにイタリア産生ハムを添えました。(写真中下)
内藤カボチャと八王子ショウガの冷たいポタージュ
内藤カボチャと八王子ショウガを洋風の冷たいポタージュに、この時期だけに出来る組み合わせです。
内藤カボチャのから揚げマリネ(写真右上)
皮ごとスライスした内藤カボチャを素揚げして、醤油・酢・砂糖・水のマリネ液にさっと漬けました。
八王子ショウガ鶏そぼろご飯(写真右下)
八王子ショウガを講座のお土産にすると時には、たくさんの八王子ショウガを運んでくれる理事の福島さんの大好物、鶏ももひき肉に粗みじん切り八王子ショウガをたっぷりをと入れて作ったそぼろをご飯に乗せて。
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最近まで「江戸東京野菜」を知らなかったと云うから、タイムリーに知っていただくことができた。
今道さん、今後ともよろしくお願いいたします。
先日、練馬区「農の学校」でお話したことで、興味を持ってくれた方がお二人、参加いただいた。
その一人佐久間茂さんは、「練馬での江戸東京野菜の話が興味深かったし、試食もあると云うので参加しました。」と語っていた。