昭島市立拝島第二小学校(小瀬和彦校長)の3年生に昭島の農業の話をするのは孫娘が3年生の2011年、副校長の杉本幸司先生が担任をされていた時に依頼されて以来伺っている。
今年も3年生は3クラスで、パワーポイントのセッティングをしているときに会場の体育館に入ってきたが、スクリーンが見やすい前の方に座って、これからの授業に集中しているように感じた。。
その年その年で違うが、始まる前まで賑やかなクラスなどもあったが、今年は担任の先生が事前に、昭島の農業に詳しい人が教えてくれると話していただいていたようだ。
「昭島市の農業と野菜」と題した授業だが、生徒の緊張感を解くために、生徒たちへの質問に時間を割いた。
「農家の人たちは、皆さんの生活に必要なものを作っています。どんなものを作っていますか!」
拝島ネギ、小松菜、寺島ナスの写真を写して、「野菜を栽培していますが、野菜以外には・・・」、
として、「お米」「果物」まではすらすら出た。昨年まではなかなかでなかった、「お花」も出てきた。
夕食のお料理を思い出させて、ヒントにしたが。畜産物を思い出すには、時間がかかった、その中でも「トマト」「ホウレンソウ」など、野菜から離れない答えが返ってくる。
「フルーツトマト」は、フルーツじゃないんですか! の質問も出た。
卵を販売している大神町の石坂さんを紹介した。
ニワトリは1.000羽を養鶏、一羽がうむ卵は一年間で320〜330個などと紹介。
バタリー鶏舎を映して、卵以外に何を販売していますか?、の質問をしてみた。
肉という答えが返ってきたが、鶏糞を売るとは思っていなかったようで、驚きの声が上がった。
質問の時間も取った。
栗の花はどのような花なのか、銀杏は栽培しているのか、花は咲くのか、
ブロッコリーとカリフラワーは似ているがどんな違いがあるのか等の質問が出た。
不思議に思っていたようだ。
口答したが、生徒たちには映像で見せたほうが解かりやすいので、来年からは事前に質問を聞いておいて、映像を作っておく必要性を感じた。
同校へは「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして
(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。
会場の体育館に昭島クジラの横断幕がかかっていた。
昭島市大神町の多摩川河川敷で、58年前の1961年8月、約160万前の地層から発見されたクジラの化石はほぼ全身で、全長約16メートル。
東中神には、クジラロードの商店街に、多摩川沿いにクジラ運動公園と、アキシマクジラは市民に親しまれている。
横断幕を読むと、昨年の2018年1月1日に、新種として認められ、学名が「エスクリクティウス アキシマエンシス」とついたという。