北区立稲付中学校(高田勝喜校長)には、7月の学校公開日に伺たことは紹介した。
毎年1年生を対象に江戸東京野菜の話しをしているが、稲橋あい栄養教諭は、校舎や周辺の施設も良くなったことから、菜園で江戸東京野菜を栽培したいと云う希望を持っていて、伺っていた。
江戸東京・伝統野菜研究会では、副代表の渡邉和嘉さんに栽培指導ができないか相談するとお手伝いしましょうということで、先日指導してきたと報告があった。
授業は、5組(特別支援学級)の生徒を対象に行われたもので、渡邉代表が伺ったときには、耕されているように見えたが、鍬はケガをするからとスコップしかないということなので、深く耕されたかはわからない状況だったという。
渡邉さんの指導の様子は、同校のHPに掲載されていて、練馬大長尻大根(固定種)と、
滝野川カブ(東京長かぶ)の播種を行ったもの。
9月24日の同校HPには、芽が出たとの写真があり、校長先生は「12月の収穫に向けて、大きく育てていきたいですね。」と書いているが、前日の23日に撮った写真のようで、
24日の午後に稲橋教諭から送られてきた写真には一晩で無残にも ”よとうむし” に食われてしまっていた。