2019年09月27日

今年は、料理のプロに来て教えてもらおう


都庁舎からおよそ300メートルと近い西新宿小学校(清水仁校長) では、「地域総がかりの教育」を掲 げ、地域に学び、地域に愛着をもち、地域に貢献する児童の育成を、保護者や地域の方々 とともに進めている。

同小学校の5年生は、かつてこの地で広く栽培されていた江戸東京野菜の「内藤カボチャ」と「内藤トウガラシ」を2014年から栽培し、継続して学習している。

昨年は小池百合子東京都知事に、生徒から内藤カボチャと内藤トウガラシをプレゼントしたいという希望から、農林水産部に相談してセッティングをしたが、内藤カボチャの栽培を、模造紙2枚に、研究の経過や成果を書き込み一生懸命に紹介した。

今年の5年生も栽培の経過を記録にとどめはじめている。





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天候不順で成が悪かったが8月過ぎから順調に成り始めた

上の画像をタップする。
大きな果実も成始めた。
内藤カボチャはネットリ系で、西洋カボチャは甘さが強くてホクホク系。

しかし、内藤カボチャはきめが細かく蒸かしてからミキサーにかけたもので、茶わん蒸しやプリンにするととても美味しい、

と内藤カボチャの味や、食感のことを色々と伝えたが、「話ばかりで食べたことがないから、どんな味なのか分からない」と生徒に云われてしまった。






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2階の教室でないと収穫できない内藤カボチャもある。

上の画像をタップする
生徒たちも、たくさんなり始めたので興味を持ち始めた。

特に内藤カボチャの味や食べ方などに興味を持っていることが解かった。

校長先生から、プロの料理人に指導してもらいたい。

かっての内藤清成の下屋敷で生まれた内藤カボチャと内藤トウガラシだけに、現在の新宿御苑の総料理長に内藤カボチャの料理を教えてもらいたいと依頼された。

伊藤秀雄総料理長の了解も取れたから、次回はその授業になる。





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新宿内藤とうがらしフェアが始まったが、同校で栽培された内藤トウガラシもフェアに参加する。

上の画像をタツプする
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