夢の島熱帯植物館・夢の島公園では平成31年度下半期 森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート1!」が、5日に開催された。
そもそもは、今年の1月に同公園の上野宏記事務長からメールをいただいた。
夢の島公園では小学生向けに、おばけカボチャや内藤唐辛子、サツマイモ、サトウキビなどを植え付けから収穫などを行ってきたそうで、
来年度は近隣の歴史的野菜の栽培ができないか調べていて、江戸東京野菜通信に到達しましたという。
それならと、間近に江戸川区立中央図書館で江戸東京野菜のお話しするからと案内したら、上野事務長と、蛯澤映子さん(コミニティーアテンダント)が、聞きに来てくれた。
播種又は苗植え付けから栽培、収穫の指導の依頼もあったが、当研究会のメンバーで、江戸東京野菜の代表的な栽培農家の宮寺光政さんを紹介したことで、視察に来られている。
京葉線の新木場で下車したのは、10数年ぶりだが、熱帯植物館には初めて行く。
160回で初めて江戸東京野菜の道場だ。
昨年度は夢の島熱帯植物館開館30周年で、「伝統と革新」というタイトルでいくつかのイベントが実施されたようで、今年はそれを基盤に地域の歴史、風土、生物多様性に配慮した「もの」「こと」づくりを行う予定だという。
このようなことから、東京・城東・江東区という「地域」の野菜を調べる中で砂村三寸人参、亀戸ダイコンとか伝統小松菜などの「江戸東京野菜」があることを知ったという。
今回の募集ではお子さん方の年齢の規定はなく、小学校の低学年から高学年までが参加したことから、保護者と児童を分けて行った。
保護者の皆さんには、生活の中でお子さんに伝えていただくようにお願いした。
インターンシップ実習として同公園で学んでいる「国際動物専門学校」の、山田君と横田さんが手伝ってくれた。
宮寺さんが担当した、種まきでは、少し離れた一角に設けられた圃場で行なわれた。
ペットボトルの蓋に入れられた種を、宮寺さんの説明通りに子供たちは丁寧に蒔いていた。
種には、野菜によって、大きい種、細かい種があることを知ったようだ。
参加した子供14人には、宮寺さんが栽培した「内藤トウガラシ」がお土産に手渡された。
サトウキビは、台風15号で倒れてしまったが、1ケ月になろうとしている中で起き上がってきていた。
大カボチャ転がしが行われていた。
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森の学校へは「農」のある暮らしづくりアドバイザーとして
(一財)都市農地活用支援センターから派遣された。
追録
9月9日の深夜に襲来した台風15号は、千葉に大被害を与えたが、それ以前、鎌倉に上陸して、鎌倉の佐助稲荷の境内の杉の大木を何本もへし折ったが、天気図を見ると台風は、鎌倉から夢の島のある新木場上空から茨城方面、そして海上に抜けている。
夢の島の周囲には、ユーカリの木が植えられていて太い木に育っていたが、台風15号にへし折られ並木が透けている。
強い東風で折れたユーカリが西側の都道を塞いでしまったという。
公園内で折れたユーカリの木が一か所にまとめられていたが、山になっていた。
追伸
この度の講座は
都市農地活用支援センターの「農の機能発揮支援アドバイザー」
として派遣されたもの
追録
夢の島オータムフェスタが10月13日(日)、14日(月祝)に開催される
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追伸
夢の島公式サイト「お知らせ」に掲載された。