東京駅から皇居に向かう行幸通りを中心に、毎年東京都が実施している、「東京味わいフェスタ」は、10月11日(金)から13日(日)にかけて開催される予定だったが、大型の台風19号が、首都圏を襲う恐れがあるからと、9日、東京都は中止を発表した。賢明な判断だった。
これにより、生産者から当日出店予定の飲食店などへと供給する、青果商・果菜里屋の高橋芳江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)から、主催者が抽選会の景品として使う3日分の江戸東京野菜の扱いについて、本会に相談があった。
利用されない江戸東京野菜があってならない、それは「フードロス」だからで、JA東京中央会の江戸東京野菜普及推進事業アドバイザーとして、榎本輝夫専務理事(JA東京中央会)にJA東京アグリパーク前での無料配布の実施を要請した。
江戸東京コンシェルジュ協会とJA東京中央会とで、14日に実施することが決まり、10日からブログで紹介していた。
9時半には、コンシェルジュ協会のHPや当ブログで知った方々が大勢並んでくれた。
食品ロスをなくそうと、地元エコギャラリー新宿で活動している小山裕三さんや、放送作家のMOKO/もこさん(瀧澤もと子さん)、小金井からもコンシェルジュが来てくれた。
野菜と文化のフォーラムの草間壽子先生( (食生活ジャーナリスト・江戸東京野菜コンシェルジュ)、領家彰子さん(フードコーディネーター・栄養士)、も、小雨が降る中来ていただいた。
榎本専務(写真右上)は、「フェスタが台風で中止になったので、江戸東京野菜をフードロスにしないためにお願いしている」と皆さんに説明していた。
JA東京アグリパークの総責任者西澤希芳部長(JA東京中央会・写真右下)も、通行する人々に声をかけていた。
皆さんありがとうございました。
9時過ぎからスタッフはJA東京アグリパーク前で準備を始めた。
9時半に、果菜里屋の高橋廣道社長 が野菜を運んできた。
谷中ショウガに、伝統小松菜のごせき晩生小松菜か城南小松菜。
奥多摩町の治助イモが袋詰めされていた。
上の画像をタップする
内藤カボチャは現場で袋詰め、草間先生もお手伝いをいただいた。
草間先生は早速準備中の写真を送っていただいた。
江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、佐々木昭理事、
松嶋あおい理事、川並三也理事、水口均監事が対応した。
追伸
当日の模様は日本農業新聞首都圏版に掲載された。