都市大学付属小学校(重永睦夫校長)の4年生が1年を通して実施しているミクニレッスン(年12回)は、児童たち(79名)は、楽しみにしている調理実習が11日(月)に開催された。
江戸東京・伝統野菜研究会では、生産者の宮寺光政さんと二人で、お手伝いをしているが、前回は10月7日(月)に、6種類の野菜の種まきを実施している。
今回は、毎年、ミクニシェフを慕うシェフたちがボランティアで参加しているが、今回も11名のシェフの皆さんが集まった。
ミクニレッスンをプロデュースしている松木直也さん(豆豆社)が、サービススタッフとミーティングを行なった。
児童には、「料理を家で練習してきましたか」など質問していた。
「今日は、包丁を使いますから、ふざけたりして、
怪我をした場合は、そこで授業は中止です。
今までに怪我をした人はいませんが、集中して料理を作って下さい。」
上の画像をタツプする
「今日は、マヨネーズとハンバーグの調理です。」
卵を割って卵黄1個を攪拌しながら、
少しずつサラダオイル200t時間をかけて加えていく。
冗談を言いながら、
テレビの新ドラマ「グランメゾン東京」の話題で、
児童の反応も良く、わかったら「ウィ シェフ!」・・・・
最後にオレンジジュースを加えて、オレンジ味のマヨネーズが完成。
三國シェフの「わかりましたか! 」に、児童たちが「ウィ シェフ!!」
出来たところで、頭の上に逆さまに掲げても落ちないパフォーマンス。
ハンバーグのソースには皮つきリンゴを一緒に煮て、
香りのいい「ミクニスペシャルハンバーグ」が完成!!。
伝統小松菜、レタス、水菜、スイスチャードが刈り取られていた。
上の画像をクリックする
不足分は、宮寺さんが補助的に栽培してきた野菜を使う。
各班は、サラダ担当、ハンバーグ担当に分かれていて、
効率的に分担作業を進めていく。
お料理は、サラダ作りから始まり、
切ったり、ちぎったりしながらボウルに混ぜておく。
上の画像をタップする
包丁を使う児童には、三國シェフが、各班を回って
「猫の手!、猫の手!」
と言って手を切らないように注意をして回った。

今年は学校側の配慮で、椅子が用意された。
上の画像をタツプする。
テーブルの上は、常に整理して、作業しやすいようにしておくように、
三國シェフは注意して回る。
暖かいお料理を食べさせるために、
盛り付けはサラダから一斉に始めるように、
全体を見て、三國シェフがスタートを支持。
上の画像をタツプする
次いでハンバーグの盛り付けも一斉に始めるように指示した。
各班が遅れることなく、全員が別室の自席に運んだ。
使用済みのものは、三國シェフがさりげなく洗い場に運んでいた。
上の画像をタップする
洗い場は、村上貴彦さん(豆豆社)、森川翔太さん(SHOWTIME.Inc)
と、大塚淳一さん(グリーンディスプレイ)、
戒誠輝さん(雑誌編集者)、由井和也さん(江戸東京・伝統野菜研究会)
全体のサービスを岡本孝一さん(オテルドゥミクニ)が担当した。
都市大学付属小学校は、古屋先生、山本先生、滝澤先生、鍛代先生、
宮下先生、小林先生ら6名が担当した。
自分たちが作ったミクニ・スペシャルハンバークに舌鼓打った。
上の画像をタツプする
完食の児童が目立ったが,
野菜の苦手な児童は時間をかけて頑張っていた。
デザートには、
オテルドゥミクニのチョコレートプリンが配られた。
上の画像をタツプする。
ゲストのテーブルには
鍛代先生が作られたフラワーアレンジメントが、
先生は学生の頃から学んでいたとか
松下信之シェフ(オテルドゥミクニ)、長坂シェフ(オテルドゥミクニ)、白幡健シェフ(渋谷エクセルホテル東急)、山口拓哉シェフ(PIERRE HERME PARIS)、岩崎勉シェフ(六本木ヒルズクラブ)、秋山シェフ(六本木ヒルズクラブ)、
石川貴之シェフ(六本木ヒルズクラブ)、福田耕二シェフ(ジータ)、高三潴修シェフ(奥沢サクレクール)、西村洸輝シェフ(奥沢サクレクール)、山崎啓太シェフ(弘前市のレストラン山崎)、
各シェフたちは、英語室で児童たちと同じスペシャルハンバーグを召し上がった保護者の皆さんにご挨拶。
一人ひとりが、店の名前とともに自己紹介。
ミクニレッスンは来年で10周年を迎えるが、イタリア料理店「ジータ」の福田耕ニシェフは、我々同様、第1回から、毎年参加している。
山本先生が、絵本塾出版のやさい応援団「まるごと野菜」既刊8冊を図書室から持ってきて大竹が監修している本として保護者に紹介していただいた。
また、三國シェフの「ジャポニゼ」について、松木さんから紹介があった。
当日は17時からオテルドゥミクニで三國シェフが出版する「ジャポニゼ」のプレス発表が予定されていた。
農水省の小林博美課長補佐(農村政策部都市農村交流課都市農業室)が参観に来られ、農水省の取り組みを重永校長に紹介していた。
また、掛川市の久保田崇副市長、同お茶振興課の後藤直巳参事が食育視察に来られた。
大竹と宮寺さんは、ミクニレッスンに「農」の機能発揮支援アドバイザーとして派遣されていることから、派遣組織・一般財団法人都市農地活用支援センターの佐藤啓二常務理事が、7月の授業を参観に来られたが、今回は農水省の小林課長補佐を案内し、支援センターの橋本千代司主任研究員も同行して参観に来られた。