7月4日に山形大学の江頭宏昌教授からメールをいただいた。
「生き物文化誌学会」という文理融合の学会があり、野菜、特に伝統野菜を特集したいとのこと。
「現代社会と野菜」の項の一つで、江戸東京伝統野菜の話題を中心に「野菜と地域振興」というテーマ(仮)で紹介していただけたらと思うのですが・・・・。とあった。
江頭教授からご推薦をいただいたので、喜んでお引き受けした。
誠文堂新光社の「ビオストーリー」32号「日本の野菜」の特集は、
1部 野菜へのまなざし、2部 伝統野菜の現在、3部 現代社会と野菜、に分かれていて、3部の野菜と地域振興の項で、東京の事例を、依頼されたもの。
これから伝統野菜の復活に取り組む場合の、一つの手法として参考になればと書き記した。
江戸東京野菜と地域振興
目次
都市住民対策として1981年、江戸の農業を学ぶ
「江戸東京ゆかりの野菜と花」の発行で復活のベースができる
東京の伝統野菜を「江戸東京野菜」と呼ぶ。
都内に50本の農業説明板の設置
亀戸大根から始まった地域興し
地域商店街の活性化に品川カブを
夏野菜のエースに寺島ナスを復活し普及
都心で生きながらえて早稲田ミョウガ
美濃の真桑ウリを江戸て
命をつなぐ砂村一本ネギの授業が千住ネギでモ始まった。
料理人のリーダ−が注目した、江戸東京野菜づくり
ブログ「江戸東京野菜通信」でネットワークづくり