練馬大根ひっこ抜き競技大会は13回を迎え、練馬区内を大泉地区、石神井地区、練馬地区の順で会場が決定されるが、今年は練馬地区で、地域のリーダーでもある、吉田茂雄さんの圃場で開催された。
今年は、天候異変や、台風の被害など、厳しい自然環境で、大根の生育を心配してきたが、1か月前に当ブログで畑の様子はお伝えしている。
特に今年は、練馬区が世界農業サミットを計画されていて、その企画にも加えられて、各国の代表も練馬大根の収穫体験をした。
世界農業サミットについては、中瀬勝義先生が「お江戸舟遊び瓦版712号」で紹介している。
大会には、江戸東京野菜コンシェルジュの、右から、齊藤朝子さん、福島珠美さん、左端が渡邉和嘉さんで撮影は、佐々木昭理事。
吉田さんは、2016年には東京都を代表して宮中に精粟を献穀している。
2017年には練馬大根の播種に伺ったこともある。
今回も、主催者の練馬区とJA東京あおばの要請に快く引き受けている。
大会会長の前田燿男練馬区長、JA東京あおばの洒井利博代表理事組合長などのあいさつの後、吉田さんが生産者として、練馬大根の抜き方などについて説明をした。
競技前に収穫体験で引抜いたが、折ってしまったひとも。
上の画像をタップする
参加都市は、トロント、ロンドン、ニューヨーク、ソウル、ジャカルタ
で、各国3名が来日した。
江戸東京野菜コンシェルジュの大野憲司さんが今年も挑戦した。
上の画像をタップする
大野さんは、過去準優勝の経験があることから、
毎年優勝を目指して頑張っていて、応援する我々も手に汗握る場面だ。
今年は、予選を14本の最多で1位、決勝に進出を果たした。
地元農家に伝わる「すずしろ汁」を、来場者に提供した。
上の画像タップする
大根ひっこ抜き競技大会の本来の趣旨は、練馬の子どもたちに練馬大根を食べさせたいことから、保護者や練馬区民の皆さんに抜くことを手伝ってもらうことから始まったもの。
従って、抜いた大根はトラックに積んでJAの駐車場に作られた洗い場で洗われ、月曜日の学校給食に使うように学校別に配送される。
最近は、抜きやすいように7-80センチの練馬大根から種を採っているから、長い物は少なくなっているが1メートルの大根も抜かれた。
優勝かと思われたがたが、
途中、折ってしまって、2本折ると失格のルールから、
残念!!。
上の画像をタップする
選手権の部(敬称略)
男性
1位:柴村純一 記録 11本、2位:石塚和隆 記録 6本
3位:日當利守 記録 5本
女性
1位:小原美央 記録 9本、2位:吉野久子 記録 5本
3位:小山百合香 記録 4本
グループ参加の部(敬称略)
1位:遠藤啓世 記録97p、2位:岡部泰三 記録96.5p
3位:髙橋香 記録96p