荒川区にお住いのフリーランスライターの齋藤香さんが、荒川区の伝統野菜「三河島菜」の品評会を開催したいというので、同区立尾久宮前小学校4年の授業に案内した。
三河島菜は荒川区の観光資源との立場で普及している荒川区観光推進課の担当も紹介した。
齋藤香さんは、区役所の地下レストランで日替わりランチを食べたと云う情報を送ってくれた。
その時のメールで、荒川区で三河島菜を栽培している学校を教えてほしいというので、第一日暮里小学校を紹介したが、
同校の伊藤英夫校長の前任地は尾久宮前小学校でお世話になっていた。
転勤後、ご挨拶をしていないので、齋藤さんを誘って伺った。
荒川区立第一日暮里小学校は
西日暮里駅の西側、小高い諏訪台の西側下に同校はあり、生徒数172名(令和元年7月1日現在)の小学校だ。
伊藤校長が採種したという三河島菜の種は、瓶に入っていた。
伊藤校長に齋藤さんを紹介した後、尾久宮前小学校の4年生が実施している三河島菜の栽培授業を、来年度は農の機能発揮支援アドバイザーとしてお手伝いをさせていただきたいとお願いをした。
諏訪台通り沿いの校門には、高村光太郎のフクロウの像と「正直親切」の記念碑がある。
「暖かくなると、虫が出てくる」と、虫食いの葉をチェックしていた、
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校舎の周りの空いたスペースに三河島菜の種が蒔かれていた。
昼まで校舎の日陰になる場所でも、試験栽培をしていた。
低学年の生徒が、校長室の椎茸を見に来ていた。
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椎茸の榾木が校庭脇の陽が当たらない所に並んでいた。
同校では、
1年生、二十日大根の収穫、とトウモロコシの皮むき
2年生、芋ほり
3年生、なす、きゅうり、トマト、インゲン豆、大豆、豆腐
4年生 三河島菜の栽培
5年生、バケツ苗と、福井県お米、「いちほまれ」栽培と味噌づくり
6年生、 味噌づくり
生徒たちが食への知識・意欲が高まるような食育授業が行われている。
アヒルの小屋だったが、アヒルが死んでから、
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カブトムシを飼っているという。
元気な幼虫が動き回っていた。
齋藤さんは、自分でも作っているとかで、天日干しなど、
手間がかかるので、手伝わせてくださいと伊藤校長に頼んでいた。
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3年生が栽培した大豆で味噌も作ったという。
いい香り、齋藤さんも作っているらしく、
伊藤校長にいろいろと聞いていた。
追伸
同校の生徒たちは読書の習慣が身についていて、
年間一人平均180冊以上の本を借りて読んでいて、
一冊ごとに読書感想文を書いていると伺った。
ネットを見ていたら芦田愛菜さん(現在中3)は同校の卒業生とあった。
「まなの本棚」の基礎は同校で身につけたようだ。