10月5日に、夢の島熱帯植物館・夢の島公園では平成31年度下半期 森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート1!」が、開催された。
その後「江戸東京野菜を知る! パート2!」を募集したが、前回参加者以外、今回は初めて参加された方も半分ぐらいいた。
前回もそうだったが、低学年が多いということもあり、
保護者の皆さんにお伝えする形で、江戸東京野菜について、
お話をさせていただいた。
前回は、「亀戸大根」「伝統小松菜」「品川カブ」「シントリ菜」
の播種をしたが、その後台風19号が来襲し、
出たばかりの江戸東京野菜の芽を吹き飛ばしたようだった。
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9月に主催者が蒔いた、練馬大根、亀戸大根、馬込三寸ニンジンが
根を張っていたので、宮寺さんの指導で子どもたちが抜いた。
初めて収穫体験をする子どもは大喜び、
保護者が記念撮影でスマホのシャッターを押していた。
冷たい雨が降っていたので、部屋に戻って説明することになった。
今回の企画では食べさせたいという同園の上野宏記事務長の希望で、
この季節の江戸東京野菜の一つ、品川カブ汁を食べていただこうと、
宮寺さんが栽培している品川カブを持参してもらった。
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品川カブの復活に最初に取り組んだのが宮寺さんで、
農文協の江戸東京野菜(図鑑編)に、
掲載されているので皆さんに紹介した。
「品川蕪汁」は、
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の上原恭子理事が品川バージョンのレシピを考案したことから、当日は講師として来ていただいた。
調理する場所がないので、会場の片隅で調理していただいた。
この品川汁
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豆乳を最後に入れるのがポイントで、
早く入れて煮詰めると豆乳は分離してしまう。
野菜を入れて作れるように、保護者の皆さんにレシピを紹介した。
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夏にはにぎわったのだろう、人影もなく
寒さの中で、たくさんのヨットが停泊していた。