2019年12月12日

夢の島熱帯植物館・夢の島公園が実施する森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート2!」が開催された。


10月5日に、夢の島熱帯植物館・夢の島公園では平成31年度下半期 森の学校で「江戸東京野菜を知る! パート1!」が、開催された。

その後「江戸東京野菜を知る! パート2!」を募集したが、前回参加者以外、今回は初めて参加された方も半分ぐらいいた。

今回は、寒い中、雨が降っていた。




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上の画像をタップする
前回もそうだったが、低学年が多いということもあり、
保護者の皆さんにお伝えする形で、江戸東京野菜について、
お話をさせていただいた。




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収穫体験の授業は、宮寺光政さんの指導で、雨の中で開催された。

前回は、「亀戸大根」「伝統小松菜」「品川カブ」「シントリ菜」
の播種をしたが、その後台風19号が来襲し、
出たばかりの江戸東京野菜の芽を吹き飛ばしたようだった。

上の画像をタツプする
9月に主催者が蒔いた、練馬大根、亀戸大根、馬込三寸ニンジンが
根を張っていたので、宮寺さんの指導で子どもたちが抜いた。

初めて収穫体験をする子どもは大喜び、
保護者が記念撮影でスマホのシャッターを押していた。
冷たい雨が降っていたので、部屋に戻って説明することになった。




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江戸東京野菜は食べることで、認識することから、
今回の企画では食べさせたいという同園の上野宏記事務長の希望で、
この季節の江戸東京野菜の一つ、品川カブ汁を食べていただこうと、
宮寺さんが栽培している品川カブを持参してもらった。

上の画像をタップする
品川カブの復活に最初に取り組んだのが宮寺さんで、
農文協の江戸東京野菜(図鑑編)に、
掲載されているので皆さんに紹介した。





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「品川蕪汁」は、
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の上原恭子理事が品川バージョンのレシピを考案したことから、当日は講師として来ていただいた。

上の画像をタップする
調理する場所がないので、会場の片隅で調理していただいた。

この品川汁
江戸時代に品川沖で遭難した陸奥(現・むつ市川内町)の船乗りたちを品川の漁師たちが救い、温かい味噌汁を飲ませ助けたという史実が、川内町の町誌に掲載され、品川汁として伝えている。





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野菜の嫌いな子もいたが、温かい品川汁を食べていた。

上の画像をタツプする
豆乳を最後に入れるのがポイントで、
早く入れて煮詰めると豆乳は分離してしまう。

野菜を入れて作れるように、保護者の皆さんにレシピを紹介した。





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宮寺さんが栽培した三河島菜と亀戸大根、内藤トウガラシを
セットにして家族にプレゼントされた。

高橋将館長に名刺交換をさせていただいた。

追伸


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夢の島熱帯植物園の裏が東京夢の島マリーナになっていた。

上の画像をタップする
夏にはにぎわったのだろう、人影もなく
寒さの中で、たくさんのヨットが停泊していた。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介
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