練馬で江戸東京野菜を栽培する井之口喜實夫さんの庭先で、千住ネギの野焼きを楽しむ会が16日(日)開催された。
この会、2018年に第1回が開催されたが、上原恭子理事が井之口さんにお願いして始まったもので、今回も12月にお願いしていたがこの日になったもの。
江戸の昔、摂津の農民が砂村に入植して葉ネギを栽培したが、霜枯れ病で枯れてしまったネギを焼いたときに、根に近い部分の焼けたところを食べたら甘かったという。
摂津出身の農民が感じた同じ思いが、第1回参加者も忘れられず、今回はお友達を誘うなど、新たな参加者も加わった。
この日は、雨模様だったが、開催予定の時間になったら雨は上がった。
木村えり子さん( 2期)、増田純代さん( 4期)、小柳智子さん (4期)、
丸塚淳さん (4期)、八幡名子さん (5期)、若林牧子さん (6期)
新村ルリ子さん(8期)、渡邉和嘉さん(9期)、池田光俊さん(9期)、
田中庸浩社長(浅草葱膳)、石井公平さん(小料理石井)はお子さん2人連れ
大野美雅子さん(新村さんの友人)、横山昭子さん(佐々木さんの友人)、
大滝政喜さん(ソースマジックケータリング)、上原恭子さん(協会理事)
大浦美鈴さん(江戸東京伝統野菜研究会)、佐々木昭さん(協会理事)、
園畑厚子さん(JA東京あおば課長代理)、松嶋あおいさん(協会理事)、
水口均さんと、村田雄飛さん(JA東京中央会)、順不同。
第1回の倍以上の24名の参加となった。
井之口さんは、江戸東京野菜の早稲田ミョウガ、伝統小松菜、三つ葉などを栽培しているが、千住ネギ(江戸千住)栽培は、浅草葱膳の田中社長が認める技術で、昨年は土寄せの耕運機も購入し栽培面積も倍にした。
参加者は、井之口さんの案内で千住ネギの圃場見学で、
ネギの蜜が葉に出ているところを観察した。
井之口さんに、
食べ方の見本を大竹さんが見せないからだ、と言われて・・・
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黒く焼けた外皮をはがしていくが、熱いこと・・
根の所が熱くて切れなかったので、井之口さんに切ってもらった。
甘い汁を口に流し込むように食べると、旨い・・・・
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皆さん、甘い汁を上手に吸っていた。
今回は、来られなかったが、地元JA東京あおばの井口地域振興部長が、ビールを差し入れてくれた。ラッキー!!
井之口さんが栽培したハクサイの漬物を奥さんが出してくれた。
甘いところを吸った後は、上原さんが作ってくれたソースをつけて・・・。
橙色のロメスコソースは、赤パプリカ・ニンニク・トマト・松の実・シェリービネガー・オリーブオイルなどが入っていて、スペインの焼きネギ祭り「カルソッツ」で、焼きネギにつけるソースだとか。
黒いのはオリジナルソースで、クラタペッパー完熟胡椒・オイスターソース・オニオンチップ・ガーリックチップなどが入っていて、好評だった。
、野菜たっぷりで美味しい。
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井之口さんが栽培した江戸千住ネギは、
浅草葱膳の袋に入れてお土産に頂いた。
左から、小柳さん、佐々木理事、若林さん、増田さん、
松島理事のコンシェルジュの皆さん。
井之口さんのご家族、皆さんにお世話になりました。
ご馳走様でした。