「2020全国伝統野菜サミットin 秋田湯沢」が、2月20日(木)、21日(金)に開催されるというので、かつてなかったそうだが雪のない湯沢に行ってきた。
昨年の6月に、山形在来作物研究会の江頭宏昌先生から2020年2月に、秋田県湯沢で全国伝統野菜サミットが開催されるからと、パネラーとして推薦をいただいた。
このサミットは、2014年に第1回が山形市で、第2回が金沢市で開催され、そこで次回が秋田に決定されたようで、以降、中心的役割を担ったあきた郷土作物研究会の皆さんは準備が大変だったようだ。
20日のパネルデスカッションに遅れてはと、前日に伺う予定だったが、同研究会の吉尾聖子副会長からパネラーの皆さんが前日には湯沢に来られるので、懇親会を開くとのこと。
湯沢グランドホテル近くの、弁当・懐石の店「柳澤」の主人柳澤千春氏
東京発の13時20分のこまち23号に乗車。大曲16時31分着だったが、大曲まで秋田県立大の櫻井健二准教授(写真左)か迎えに来ていただいた。
あきた郷土作物研究会会長で秋田県立大学副学長の吉澤結子先生(写真中央)、
副会長で秋田県立大学地域連携・研究推進センターコーディネーターの吉尾聖子先生(写真右)
この季節は、伝統野菜の三関せりと、ひろっこが美味しいというので、楽しみにしていたが、お料理の献立には、季節の美味しそうな料理が書いてあった。
基調講演をされる、一般社団法人 日本食べる通信リーグの高橋博之代表理事と野菜ソムリエ上級proの萬谷利久子さんは遅れるそうなので、櫻井先生の乾杯ではじまった。
会場には明日のパネルディスカッションで、コーディネーターを務める山形大学の江頭宏昌先生(写真中央)と、秋田の伝統野菜と発酵文化を紹介する、櫻井健二先生(写真右)、三関せり出荷組合の奥山優一組合長、
宮城県名取市でせり栽培をする三浦隆弘さん、(写真上左)
掲載された「東北食べる通信」
奥山組合長の左が、湯沢市産業振興部農林課の高橋聰課長。
隣が、(株)CRASの奥山和宣代表取締役(奥山組合長のご長男)
三浦さんは名取市でミョウガタケの栽培をしていて、
前に電話で話を伺ったことがあったのを思い出した。
奥山社長のCRASは、ラテン語で「明日」、
子どもたちのために、誇れる故郷の明日を創る!
「地域と農業、そして自分自身を変える」と篤く語られた。
「三関せり」を使った「三関せりアクセサリー」として
ネクタイピンをいただいたが、女性にはブローチだった。(写真右下)
これakiko hidakaさんのハンドメイドアクセサリー。
奥山組合長がお重に入った「せり」を持参してくれた。
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奥様が用意してくれたようで、早速、根と葉を取っていただいたが
、根の食感も香りも良く、美味しくいただいた。
客人に食べさせようと云うのか、地元の方々は遠慮されて、
何度もお代わりをしていただいた。
鱈しょっる小鍋仕立、
は写真を撮るのを忘れて食べてしまった。
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1時間ほど遅れて、基調講演をされる、高橋博之代表理事と、
更に遅れてパネラーの萬谷利久子さんがお見えになった。
高橋さんとの名刺交換では、江戸東京野菜コンシェルジュでは、
八幡名子さんを知っているとのこと、彼女東北食べる通信の利用者。
萬谷さんは、江戸東京野菜にも興味を持ってくれていて、
野菜ソムリエの上原恭子さんのことは知っていると話されていた。
立ち上がって写真を撮ることをしなかったので、
お隣の吉澤副学長、吉尾先生、萬谷さん、三浦さんの
写真を撮ることはできなかった。
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漬物もおいしくいただいた。
お隣が、吉澤会長だったので、
秋田の伝統野菜について教えていただいた。
また、江戸東京野菜の現状などについてもお話しさせていただいた。
吉澤会長は、秋田に来る前は目黒にお住まいだったと云うので、
私は油面小学校ですと申し上げた。
櫻井先生は、立川育ちで都立立川高校卒だそうで、
先生方にはお近づきを感じたものだ。
お料理もおいしかったし、話題も良しで、明日への期待も高まった。
追録
先日、東京駅で江戸東京野菜などを使った弁当が販売されていると紹介したが、新幹線内で食べようと購入したが、手が込んでいて美味しくいただいた。