2020全国伝統野菜サミット in 秋田湯沢は、1部の基調講演と、パネルディスカッションに続いて、「発酵食文化を彩る伝統野菜 試食交流会」の準備が整った隣の間で、17時から開催された。
開会に当たって、地元JAこまちの井上善蔵代表理事組合長が歓迎の挨拶と乾杯の発声をされた。
パネルディスカッションが終わって、実行委員長の吉澤結子先生(秋田県立大学理事兼副学長)にお願いして、三関せり出荷組合の奥山優一組合長と一枚。
三関せり 仙台(名取)せり ひろっこ 山内にんじん 石橋ごぼう
田沢ながいも 五葉豆 松館しぼり大根 横沢曲がりねぎ とんぷり
てんこ小豆 じゆんさい えごま 沼山だいこん
の料理が並んだ。
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奥山組合長が料理長と紹介した三関せりの生産者高橋繁浩さん。
セリの天ぷらを揚げるので是非食べてくださいと云うので皆さん大勢並んていたが、丁度空いたところで、揚げていただいて、男鹿の黒塩を振っていただいた。美味しい!
三関せり、いぶり山内にんじん、平良かぶ、カナカブ、沼山大根、しその実漬、地物香の物で寿司アンサンブル。
見た目は、鮪に見えたが、一つ一つは伝統野菜の味が詰まっていた。
この踊り、羽後町で8月16〜18日に祖先の霊たちを送る盆行事。
およそ700年前に始まったとされる西馬音内盆踊り。
亡者を連想させる彦三頭巾をかぶって踊った。
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グランドホテルの総料理長・柴田敏彦さんを吉尾先生が紹介。
オール伝統野菜料理を22種類準備されたというた。
美味しい料理ありがとうございました。
ギターを弾いているのは杉山彰さん。
秋田に移住して20年のエゴマ生産者で
まんが秋田の伝統野菜の著者でもある。
作詞作曲の「山菜天国」をリズムよく、熱唱した。
会場では、秋田県農業試験場の椿信一さんとも、お話をさせていただいた。
三関の特産物を栽培しているという、石成為治さん(写真上左と中)ともお話をさせていただいたが、さくらんぼ、りんご、三関せり、水稲を栽培しているという典型的湯沢市の農家で、三関せりの天ぷらは俺も上手く揚げるよ、と云って、天ぷらを揚げてくれた。
江頭宏昌先生、コーディネーターご苦労さんでした。
江頭先生も、このところ各県のイベントに呼ばれて、お忙しいようで、東京にも来るようなことを話されていた。
来ていただいた皆さんと、名刺交換をさせていただいた。
仙台市産業振興事業団のビジネス開発ディレクターのカワシマヨウコさん、秋田県雄勝地域振興局農業振興普及課の鵜沼秀樹課長、JTB秋田支店観光振興・地域活性化担当の清野薫さん、仙台で活躍する野菜ソムリエプロの佐藤圭一さん、住まいル不動産の宮原育郎代表、秋田産業サポータークラブの佐藤健次氏、にいがた在来作物研究会の小田切文朗会長の皆さん。
パネルディスカッションのパネリスト、仙台せりのリーダー、三浦隆弘代表も、せり鍋のサービスをしてくれた。
これも旨い!、三浦さんありがとうございます。
交流会を仕切っていた吉尾先生から、中締めの依頼があった。
一度はお断りをしたが、お困りのようだったので、
ステージに上がった。
サミットin秋田湯沢は、
秋田の伝統野菜の美味しい料理をたくさんいただき
伝統野菜に取り組む皆さんとも話ができて、充実した一日だった。
明日の、エスカレーションが楽しみだ。ここから
基調講演の高橋博之さんの車座座談会に参加させて頂いたり、江頭先生もお若い頃だったなーと。
あきた郷土作物研究会の情報は私にとって良い刺激を受ける内容でした。
にいがた在来作物研究会の小田切会長も参加されていた記述を見つけ、今私の中でマイブームの浜大根のサミットなどでも出来たら面白いだろうなーと、思いました。
辛み大根としても各地に面白い形や伝説などが有り、島根県、鎌倉由比ヶ浜、江戸城堀端、山形県の野良ダイコン、私の御縁有る新潟県村上市の海から内陸に白い花が咲いているので何か新しい発見があると良いと、先生のブログをワクワクしながら丁寧に読みました。