2020年03月02日

サミットin秋田湯沢の2日目の第3部はエスカレーション(現地見学会)。


第3部は、湯沢グランドホテル1階に集合して8:30に出発した。
吉尾聖子先生のガイドで、3部の行程の説明があった。
    
9:00に、三関せり圃場(湯沢市三関)、10:00に、ひろっこ圃場(湯沢市須川)
サミット案内のパンフレットには、” 雪中の「三関せり」と「ひろっこ」の圃場視察 ”とあったが、いつ降ったのか、わずかな残雪で、経験がないだけに雪深い湯沢も体験したかったと思ってしまう。




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上の画像をタップすると三関せりハウス。

バスから降りると、主催者が全員のゴム長靴を用意してくれていたので、履き替えての視察になった。

調整作業をしているハウスでは、懇親会でお会いした株式会社CRASの奥山和宜代表取締役に、ご案内をいただいた。 




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フードジャーナリストで食文化研究家の向笠千恵子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ協会顧問)が、奥山さんに質問をされ、熱心に取材していた。

向笠先生は、「日本のお宝食材」(小学館)で、秋田県では「高原比内地鶏」を紹介している。

三関セリは露地物とハウスものがあるそうで、露地物の収穫と出荷作業は9月から12月まで、ハウスものは12月から3月ごろまで行う、そしてその後露地物が5月まで出荷作業が続くという。

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調整作業は、根を売り物にしているので、丁寧にシャワーで、時間をかけて土や砂を洗い流し、次に枯葉を取り除いて結束し、最後にもう一度水洗いをしてから箱詰め作業を行うのだという。





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江戸東京野菜コンシェルジュの高橋芳江さんと亀島由美子さんも奥山さんに質問をしていた。

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懇親会で三関セリのお浸しを奥山組合長に頂いたが、丁度、奥様(赤い上着)が隣り合って調整作業をされていたので、美味しかったとお礼を申し上げた。

冷たい水での作業ではアカギレはしないものかと伺ったら、伏流水(地下水)をポンプアップしているので水は暖かいしとのこと、





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ハウスでは収穫作業も併せて行われていた。

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ハウスが10棟ほど並んでいたが、これから収穫するハウスと、収穫し終わったハウスとが並んでいた。

こんな根を(左下)を定植させていくのだそうだ。
にいがた在来作物研究会の小田切文朗会長がいらしたので、食生活ジャーナリストの草間壽子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)、と一緒に・・・

小田切会長には、ご主人が新潟県村上出身の東京の松井つるみさん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、にいがた在来作物研究会の取り組みに注目しているという話をしたら、小田切会長は、改めて江戸東京野菜の取り組みについて知りたいと云っていただいた。






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バスは、湯沢市須川字田畑の「ひろっこの圃場」へ、

圃場では、せりとひろっこの生産振興や、集出荷を担当されている
JAこまち営農センターの佐野広光係長(写真中央) と、

JAこまち須川ひろっこ出荷組合の近田榮一組合長。(写真左)、
秋田県農業改良普及所の谷屋先生(写真右から2人目)

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スコップで雪をかく、ひろっこ生産者の佐藤忠一さん。






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例年だと、雪をかきわけて大変な作業のようだが、
鍬で根株を掘り上げた。
ひろっは、アサツキの若芽の事

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掘り上げた根株を洗い上げ、
一つひとつの根を右指に着けたカッターで切り落とす。

収穫したての、生のひろっこは、「辛い! 」と亀島さん

佐野係長は、「ひろっこ」と「三関せり」のかき揚げは
旨い! と教えてくれた。






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ひろっこの圃場で、地元の方と参加者。
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あきた郷土作物研究会ではfacebookで紹介してくれていた。




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バスはひろっこの圃場から、
11:00‥両関酒造株式会社 酒蔵(登録有形文化財)、

地元湯沢の両関酒造は、新酒の醸造中と云うことで、酒粕ができた。
試飲は、東京のメンバーも各種銘柄のお酒を試していた。

亀島さんは、両関の美味しいお酒を各種試飲したことで、
生のひろっこで口の中がネギ臭かったが、さっぱりしたとか。

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12:00…岩崎発酵するまちづくり見学
明治4年(1871年)廃藩置県以降は岩崎藩を岩崎県と改めたが、明治6年(1873年)秋田県になったため消滅したという。

手造り天然醸造味噌及び醤油の石孫本店では、石川裕子社長と石川果奈さんにご案内をいただいた。(写真中)

ヤマモ味噌醤油醸造元・高茂合名会社の高橋泰常務取締役の説明を受けたが、内蔵のリノベーションをしているところを見せてくれた。(写真下)





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カフェmomotose と一棟貸しの宿

明治時代の内蔵をリノベーションしたカフェmomotose。

カフェmomotose」にて昼食(発酵食御膳)

今月の月替わり膳 おしながき
シルクポークの塩麴ロースト

塩麴につけ込んでオープンで焼き上げた肩ロースと
蓮根に特製のネギ塩タレを添えました。

豆腐の昆布締め オリーブオイルがけ
程よい塩味と昆布の旨味を移した豆腐のエイルがけ

三関芹の醤油麹ナッツ和え
香り豊かな伝統野菜に醤油麹とナッツの甘みをプラス

ひろっこのチヂミ 自家製甜麺醤添え
カリッと焼き上げたチヂミに自家製甜麺醤を添えて

蕪の和風ポタージュ
トロトロに煮込んだ蕪を味噌たまり醤油で整えました。

生姜の炊込みご飯
つきこんの食感と生姜の香りを添えて炊込みご飯

本日の味噌汁
二軒お隣の石孫本店さんの吟醸孫左衛門味噌を使用

上の画像をタップする
一棟貸しの宿「草木ももとせ」は、
古民家の趣を残したままでリノベーション、


「2020全国伝統野菜サミットin 秋田湯沢」は素晴らしかったし、
勉強になった。
実行委員会の皆さんご苦労様でした。

サミット1部はここから。
サミット2部はここから。

posted by 大竹道茂 at 00:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話
この記事へのコメント
前日の大竹先生のブログでひろっこのことが紹介されていて、自分としては小さい時に駒場東大のケンネル田んぼなどで野蒜を摘んだりして遊んだ記憶があり、深い雪の下にあるなら勝手に甘みが増して、辛みが軽減している味や、香りかと思って居ました。
参加なさった亀島さんのコメントがあったので、早速お電話をして、色々参加された感想、特に御料理などを聞かせて頂きました。

脳裏に三関せりのお料理の話を聞いているうちに、香りが一杯になり、参加出来た方々が羨ましい限りです。
そして、にいがた在来作物研究会の小田切様が江戸東京野菜にご興味を持って頂けた様なので、是非村上市ででも大竹先生のお話が聴ける会など開催して頂きたいと雪山を背にしての集合写真を見て、切に思いました。
Posted by 松井 つるみ at 2020年03月06日 16:15
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