先日の、伝統野菜サミットin 秋田湯沢のパネルデスカッションの中で、最後にコーディネーターの江頭宏昌教授から「これからの抱負について」と、指名された。
伝統野菜は、地域の伝統的な食文化を今に伝える遺産で、食べなければなくなってしまう絶滅危惧種。新たな野菜・交配種を作るうえで必要な遺伝資源である事から、全国に先駆けて「江戸東京野菜」を日本遺産に登録しようと取り組みを始めていることを紹介した。
この取り組みは、地域の自治体が中心となって取り組む必要があり、代表的江戸東京野菜の練馬大根が生まれ、産する練馬区に取りまとめお願いしてきた。
練馬区では、江戸時代の近郊農村地帯の板橋区や品川区などの行政区と協議を進めていたが、東京都教育庁から文化庁に申請書類が提出され、5月にははっきりすると聞いている。
各区の担当者を集めた会議も実施している。
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3月3日、日本農業新聞の一面に
「食」は無形文化財 文化庁 新たに認定へ
農家も「人間国宝」対象 の見出しが出た。
流れは悪くない。期待したい。