土佐の竹田順一先生とは、2015年にお会いしてからのお付き合いだが、
先生のご尊父は、植物学者の牧野富太郎博士の教え子の功先生で、牧野博士から「高知の在来野菜などについて調査採取をしなさい」と指導を受け、高知の在来野菜を集められた方。
父亡き後、順一先生が引き継いで採種していたが、絶滅したと思われていた高知の伝統野菜「潮江菜」の種も持っていた。
このことは、野菜情報に書いている。
白い茎と切れ込みのある葉の潮江菜は、クセの無い味で美味しい。
高知県南国市の竹田先生は、ご近所の野口さんご夫妻(潮江菜の花咲く野口農園)が栽培した、潮江菜を送っていただいた。
育種家の竹田先生から「水菜・京菜の原種とみられる潮江菜」の研究論文もいただいた。
4月7日に企業を対象に京都で第7回、【京都から伝統の宝を発信する研究会】を開催するという。事務局 E-mail:cocolandsea@yahoo.co.jp
「伝統の宝」と「四季なりイチゴ」がどう結びつくのか、竹田先生に伺うと、ブランドのイチゴを交配しても四季なりイチゴが生まれない、昔のイチゴの貴重な遺伝資源から生まれたという。
阿蘇イチゴの件で東京に見えた時には、三國シェフにも紹介している。
タケダトマト群の写真(大阪和泉市エスペックミック門真農場)と、
タケダミニトマトの多品種と比べた時の優位性。
毎週、京都の料理屋「草喰なかひがし」で、土佐の伝統野菜を使ってもらっていて、京都伝統野菜のメンバーに頼んで試験販売もしているという。今回は、野口さんの潮江菜を使ってもらうという。
お時間がありましたら、ぜひ研究会にもご参加ください。」
とのこと。
追伸
4/7日のオーガニックNico西京区大原野イチゴ試験農場を延期しました。
オーガニックNicoの研修会で「ななつぼし」のイチゴの苗について、
皆さんに苗のご案内をして、営利的な試験栽培を
お願いをする予定をしていましたが、
コロナウイルスの状況から、5月に研究会がコケることも考えて、
・タケダイチゴ、
最新のイチゴななつぼしの状況をお知らせいたします。