東京23区の「農」の歴史文化を訪ねて、第1弾を紹介したが。
東京9区の「文化財古民家めぐり」が、東京文化財ウィーク参加企画事業で、2019年度事業で実施されたが、古民家に生活していた人々の暮らしに必要な、江戸東京野菜などの情報を加えて、それらの地域を歩いてもらえる、コースづくりの必要性を感じた。
古民家はないが農地法上の農地のある区から紹介する。
大田区では
馬込三寸ニンジンと馬込半白キュウリが栽培されてきた。
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馬込で伝統の馬込三寸ニンジンを栽培するのは、
波多野惇さん一人になってしまった。
大田区には、区立郷土博物館に、海苔関係の道具が保存されている。
江戸東京野菜を使っている大田区の飲食店は2店
葛飾区は
先日、葛飾元気野菜の直売所を紹介したが
葛飾かまくら郷土資料館(旧明石小学校)がある。
民間としては古民家カフェ「庄右エ門」が、
中川と新中川に挟まれた奥戸にある。
葛飾が発祥の江戸東京野菜では、「金町カブ」「本田(ほんでん)うり」があるが、本田うりは、足立区興野の内田さんが栽培している。
「下千葉コカブと糸ミツバ」キャベツの「中野甘藍」があるが、
まだ復活していない。
千住ネギは、足立区の千住が発祥だが、
平成9年に説明板を設置するときには足立区では、栽培されてなく、
葛飾区で栽培していたことから「千住ネギの産地」として、
説明板は葛西神社に建立している。
葛西神社は、葛飾区、江戸川区、墨田区、江東区、足立区(一部地域)
の総鎮守と云われ東金町にある。
「あぐりフレンズ・東京〜親子で学ぶ東京の農業2019〜」が
葛飾、足立で開催されたが、コースとして参考になる。
中野区には
歴史民俗資料館