東京ではあきる野市五日市で栽培が始まった”のらぼう菜” は今が盛りだが、この ”のらぼう菜” 江戸時代に幕府が武蔵の國の中山間地区に、タネを配った。
五日市ファーマーズセンターあいなに出荷する生産者で組織する「のらぼう部会(乙戸博会長)」では、2月22日に、「伝統野菜プロジェクト」の皆さんと、3月23日には、神奈川県の産地、川崎市多摩区菅の「かわさき "のらぼう” プロジェクト」の方々の視察を受け入れた。
「伝統野菜プロジェクト」は、草間壽子代表 (食生活ジャーナリスト・江戸東京野菜コンシェルジュ)、江戸東京野菜取扱店・果菜里屋の高橋芳江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)、御倉多公子さん(園芸研究家・江戸東京野菜コンシェルジュ)、領家彰子さん(フードコーディネーター・栄養士)、脇ひでみさん(食生活ジャーナリスト)、村野恵子さん((独)農畜産業振興機構)の皆さん。
乙戸会長は、旧五日市町の留原地区と伊奈地区の栽培圃場に案内し、
質疑応答を行っている。
乙戸会長は、JR五日市線の武蔵五日市で「伝統野菜プロジェクト」の皆さんと待ち合わせて子生(こやす)神社境内に建立されている「野良坊菜之碑」に案内している。
「伝統野菜プロジェクト」では、3月7日(土)に予定していた、”のらぼう菜と仲間たち” のセミナーを開催するための事前調査で訪れたもので、こちらも新型コロナで延期になってしまった。
また、産地川崎市多摩区菅の「かわさき”のらぼう” プロジェクト」の清水まゆみさん達は、これまで冊子のようなものはあるが、川崎の「のらぼう菜」の本を作ると云うことで、「野良坊菜之碑」などの取材に訪れている。