2020年04月11日

収穫に忙しいのらぼう菜の東京の産地五日市の「のらぼう部会」に、関係者たちの視察が訪れている。


東京ではあきる野市五日市で栽培が始まった”のらぼう菜” は今が盛りだが、この ”のらぼう菜” 江戸時代に幕府が武蔵の國の中山間地区に、タネを配った。
東京以外には、埼玉県と神奈川県に産地がある。

JA秋川では、HPにのらぼう菜の歴史を掲載している。


五日市ファーマーズセンターあいなに出荷する生産者で組織する「のらぼう部会(乙戸博会長)」では、2月22日に、「伝統野菜プロジェクト」の皆さんと、3月23日には、神奈川県の産地、川崎市多摩区菅の「かわさき "のらぼう” プロジェクト」の方々の視察を受け入れた。





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「伝統野菜プロジェクト」は、草間壽子代表 (食生活ジャーナリスト・江戸東京野菜コンシェルジュ)、江戸東京野菜取扱店・果菜里屋の高橋芳江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)、御倉多公子さん(園芸研究家・江戸東京野菜コンシェルジュ)、領家彰子さん(フードコーディネーター・栄養士)、脇ひでみさん(食生活ジャーナリスト)、村野恵子さん((独)農畜産業振興機構)の皆さん。

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乙戸会長は、旧五日市町の留原地区と伊奈地区の栽培圃場に案内し、
質疑応答を行っている。







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乙戸会長は、JR五日市線の武蔵五日市で「伝統野菜プロジェクト」の皆さんと待ち合わせて子生(こやす)神社境内に建立されている「野良坊菜之碑」に案内している。


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子生神社では毎年3月末に、のらぼう祭りを開催しているが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で今年は中止された。

「伝統野菜プロジェクト」では、3月7日(土)に予定していた、”のらぼう菜と仲間たち” のセミナーを開催するための事前調査で訪れたもので、こちらも新型コロナで延期になってしまった。

また、産地川崎市多摩区菅の「かわさき”のらぼう” プロジェクト」の清水まゆみさん達は、これまで冊子のようなものはあるが、川崎の「のらぼう菜」の本を作ると云うことで、「野良坊菜之碑」などの取材に訪れている。


追録
「伝統野菜プロジェクト」の草間代表は事前調査を紹介している。
五日市の「のらぼうな
埼玉県「比企のらぼうな
川崎市「かわさき菅

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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