2019年09月12日

江戸東京野菜の「鳴子ウリ」を栽培する新宿区の柏木特別出張所を訪ねた。


新宿区立柏木小学校の4年生が、鳴子ウリを食べる授業で、不足する鳴子ウリを同校に持ってきたことは、報告した。、



3-1.JPG

柏木小の近くにある柏木特別出張所の丸尾信三所長を訪ねた。
丸尾所長が、鳴子ウリを栽培していることは前回紹介したが
台風15号の被害にあっていた。
しかし、綱を張った柱はびくともしていなかった。

丸尾所長に聞いて分かったが、この柱、
7月の参院選ポスターを張った看板の支柱を利用したものだという。

上の画像をタップする
丸尾所長と立ち話をしているところに
地域の奥さん方が集まってきた。
皆さん、鳴子ウリが気になっていたようだ。

所長が作った鳴子ウリの説明は、
鳴子瓜 江戸時代に柏木村鳴子(現在の西新宿あたり)の名産品のひとつ。鳴子瓜のルーツは、美濃の真桑村(現在の岐阜県本巣市)の名産品マクワウリ。織田信長や徳川家康ら戦国武将はマクワウリが大好きで、江戸に幕府ができた時に、真桑村から連れてきた農民に今の府中市や新宿で将軍家に献上するウリを作らせたという。いわば江戸の「高級フルーツ」です。

追伸
11日の授業参観には、丸尾所長と、エコギャラリー新宿の
高間佳子センター長、小山裕三氏が関心を寄せていた。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種
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